EU・英の将来の関係性巡る協議、進展「極めて限定的」=独首相

(VOVWORLD) -ドイツのメルケル首相は1日、欧州連合(EU)と英国が行っている将来の関係性を巡る協議について、進展は「極めて限定的」だとし、合意できない可能性もあるとの認識を示しました。
EU・英の将来の関係性巡る協議、進展「極めて限定的」=独首相 - ảnh 1       (写真:AFP/TTXVN)

イギリスは1月31日にEUを離脱。年内は移行期間が設けられており、この期間中は英国はEUの単一市場と関税同盟に残っています。移行期間が終了する年末に向け、双方は自由貿易協定の締結を急いでいます。

 ドイツは1日に任期6カ月の輪番制のEU議長国に就いました。移行期間は、ドイツがEU議長国を務める間に切れることになります。

メルケル首相は議会の質疑応答で「慎重に言えば、交渉の進展は極めて限定的だ」と指摘しました。

「秋にも妥結できるよう、交渉を加速することを英国側と合意した」とする一方で、ドイツとEUは「合意が実現できない可能性に備える必要がある」と警告しました。

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