ベトナムフェスタin神奈川

これらの活動を通じて、多くの国の人々はベトナムを投資、観光、協力の対象地として選び、ベトナムの政策や路線を支持しています。

（現場の音）

お聴きいただいた歌は2022年9月10日と11日に、神奈川県で開かれた「ベトナムフェスタin神奈川」で歌われた曲「互いに出会う幸せ」でした。

フェスタでは、水上人形劇、ベトナムフェスタin神奈川2022アンバサダーらによるライブ、留学生スピーチコンテスト、ベトナム伝統舞踊パフォーマンス、伝統楽器の演奏、横浜よさこい祭りのライブステージが行われたほか、飲食、展示・物販、国際機関・NGOなどのブースの出展などがありました。

（現場の音）

このイベントは多くの日本人の注目を集めました。日本人の参加者であるアスカさんの話をお聞きください。

（日本語テープ）

フェスタで発言に立った神奈川県の黒岩祐治（くろいわ ゆうじ）知事は、今年のフェスタは日本、ならびに神奈川とベトナムとのつながりと友好関係をさらに強化するであろうとの確信を表明し、次のように語りました。

（テープ）

ベトナムフェスタ神奈川は2015年から毎年開催され、ベトナムと日本との文化交流活動の中でも際立ったイベントです。このイベントのほか、近年、両国で行われてきた数多くの文化芸術交流会はベトナム文化を日本人に紹介することに大きく貢献してきました。

新型コロナウイルス感染症が抑制され、ベトナムと各国との活発な文化交流活動が再び行われるようになりました。その一例としては2022年に行われたベトナムと各国との外交関係樹立を記念する活動が挙げられます。

ベトナムとオーストリアとの外交関係樹立50周年を記念するため行われた「ベトナムデーinオーストリア」ほか、ベトナムとインドとの外交関係樹立50周年を記念するためのイベント、ベトナムと韓国との外交関係樹立30周年を記念するためのイベントなどです。

ベトナムがドバイ国際博覧会に参加（写真： toquoc.vn）

これより前の2021年末から2022年の年始にかけて、ベトナムはドバイ国際博覧会に出展しました。イベントには190か国と地域からおよそ２５００万人が参加しました。

（現場の音）

イベントではベトナムの伝統芸術や文化、美しい自然風景などが紹介されました。インド人のKhaled Bin Amerさんは次のように語りました。

（テープ）

「この世界的な博覧会はベトナムを含む世界各国が自国の独自の美しさをアピールするチャンスです。ベトナムは経済開発の高い潜在力のある国であると思います」

ベトナム文化スポーツ観光省所属国際協力局のチャン・ニャト・ホアン副局長は「これらの文化交流活動はベトナムの姿を世界の友人に紹介することにつながる」と明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「昨年の成果を継続するために尽力しています。2023年には、ベトナムと各国との文化交流が活発に行われると思います。これらの文化交流を通じて、ベトナムは自国の文化の美しさを紹介し、多くの世界の友人がベトナムを訪問したり、投資したりするようになります」

世界情勢が複雑に推移している背景の中で、文化交流は連結の強化、信頼醸成、相互理解に貢献しています。また、文化交流を通じて、ベトナムと世界の友人とのつながりがより深まることが期待されています。