村の模範的な幹部チャン・クアン・フィさん

(VOVWORLD) -ハノイ市チュオンミ県アンボン村に行き、村人にチャン・クアン・フィさんを尋ねると、誰もが知っています。フィさんは、アンボン村党委員会委員長であり、現地における愛国競争運動に多大な貢献をしています。
村の模範的な幹部チャン・クアン・フィさん - ảnh 1       フィさん

2010年、フィさんはアンボン村の党委員会委員長兼祖国戦線議長に選出されました。また、2020年∼2025年期にも再選されました。この10年間、アンボン村は、毎年のように文化と団結の村として認められ、暮らしやすい場所となています。フィさんは、ハノイ市人民委員会委員長とチュオンミ県人民委員会委員長から数回にも「良い人、良い行い」という称号を授与されました。

2011年に、チュオンミ県は、アンボン村で新農村作り運動を試験的に実現しました。そのお陰で、現在、同村はすっかり変化してきました。

フィさんは次のように明らかにしました。

(テープ)

「2001年、私たちは、村人に対し、およそ4000平方メートルに及ぶ競技場の建設に土地の提供を働きかけました、2012年、アンボン村の全ての道路がコンクリート化されました。2017年に、全ての公共施設に樹木を植えました。現在、アンボン村のどんな所に行っても、青々とした木々や色とりどりの各種の花、そして数百メートルの壁画を見えることができます。」

村には競技場、文化会館を整備しましたが、村人の読書文化を育むため、フィさんは、図書館の建設を考えました。アンボン村の図書館は、2012年に、完成し、数千冊の本を収納しています。

フィさんは、現地住民に国の政策や法律の遵守を働きかける可能性があるだけでなく、「良い人、良い行い」のお手本に関する作文コンクールに参加し、多くの賞を受賞しています。

チョオンミ県内務室のド・トアン・アン室長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「フィさんは、ハノイ市が主催した作文コンクールで2件の奨励賞、そしてチョオンミ県のコンクールで1件の二等賞を授与されました。また、彼は、アンボン村の党委員会や祖国戦線の幹部として、現地の発展事業に大きく貢献してきました。フィさんは村人にとって学ぶべきお手本の存在であると思います。」

他方、フィさんは、アンボン村党委員会委員長に就任した際に、「集団の利益を大事にすると共に、村人と村の仕事を自分の仕事として見なす」と公約しました。

彼は次のように語りました。

(テープ)

「幹部である人にとって重要なのは、人々に模範を示し、手本になるということです。公的の仕事をする時に、自分のアイディアは大勢の人々の願望に合わせ、人々から支持されるべきです。私の様な村の幹部は、多くの経験を積むことだけでなく、情熱と革命的道徳を持つことも重要です。そんな幹部は人々から支持されます。人々の支持を得たなら、どんな仕事でも成功させられるからです。アンボン村の住民は私と共に歩んで、私の任務の遂行を助けてくれましたよ。」

一方、フィさんは慈善活動に積極的に参加しています。この複数年、フィさん一家は、現地に住んでいる貧困を乗り越え、立派な成績を収めた貧しい生徒に対し2~3人分の奨学金を支給してきました。奨学金は1人分に当たり100万ドン、5千円未満です。

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