アンザン省のサム山の国立観光地

(VOVWORLD) -サム山の国立観光地はチャウドゥク市の中心地から西へ数キロ離れた所にあり、海抜284メートルのこの山はアンザン省の有名な観光地です。

サム山の国立観光地は南部アンザン省チャウドゥク市ヌイサム地区に位置しています。この観光地は手付かずの美しさを持つだけでなく、多くの観光客を魅了する心霊観光スポットでもあります。

アンザン省のサム山の国立観光地 - ảnh 1 バーチュアス廟 (写真:laodong.vn)

サム山の国立観光地はチャウドゥク市の中心地から西へ数キロ離れた所にあり、海抜284メートルのこの山はアンザン省の有名な観光地です。ここには美しい自然風景に恵まれる他、200の寺院や神社があります。

その中で、最も有名な寺院はサム山の麓に位置する媽祖を祀った廟主處聖母(バーチュアス廟 Mieu Ba Chua Xu)で、廟の祭りシーズンになると、全国の多くの仏教徒が参拝にやってきます。2018年、アンザン省を訪れた観光客は850万人にのぼりました。アメリカ人の観光客ブリアン・スミスさんは次のように語りました。

(テープ) 

「アンザン省へ行くことが好きです。なぜなら、親しみやすい人々と出会い、手付かずの風景と多くの歴史、文化遺跡を鑑賞できるからです。アンザン省へ行くため、もう一度ベトナムへ戻りたいです」

サム山の頂上に行くのはかなり大変ですが、着いてから、観光客はアンザン省の美しい風景を一望できることから、その疲れは一瞬して消えてしまうような感じがします。歴史科学協会のゴ・クアン・ラン( Ngo Quang Lang) 副会長は次のように語りました。

(テープ) 

「サム山の観光地は3つの基本的な価値があります。第一はこれは自然の景勝地であること。第二は文化、歴史の価値があること。第三は心霊的な価値があることです。観光客がサム山に泊まるため、これから、この山の周辺に宿泊施設やレストランを建設したり、文芸公演を行ったりする必要があります。」

サム山にはフォク・ディン(福田)寺やテイアン(西安)寺、媽祖を祀った廟主處聖母(ミエウ・バ・チュア・ス)神社を始めとする多くの寺社や神社があります。これらの寺院はベトナム文化スポーツ観光省により、国の遺跡として認定しました。

現在、アンザン省は2030年にサム山の観光地を観光の中心地として発展させる目標を掲げています。これにより、2030年に、サム山の観光地を訪れる観光客の数は延べ700万人に達する見通しです。

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