快適に暮らすプレイモヌ村のプロテスタント信徒たち

(VOVWORLD) -中部高原地帯テイグエン地方ザライ(Gia Lai)省のプレイモヌ(Plei Mo Nu)村はプレイク(Pleiku)市から東へ約8キロメートル離れた所にあります。現地住民は、少数民族ジャライ(Jrai)族であり、プロテスタントを信仰し、互いに団結し合い、快適に暮らしています。
快適に暮らすプレイモヌ村のプロテスタント信徒たち - ảnh 1プレイモヌ教会での宗教活動の様子

プレイモヌ村には、330世帯あまりが住んでおり、大多数の住民は農作業に従事しています。毎週、水曜日と日曜日になると、村人たちは、プレイモヌ教会に集まり、宗教活動を行います。プレイモヌ教会のブリック牧師は次のように明らかにしました。

(テープ)

「ザライ省の宗教委員会は、常に、地元のプロテスタント教会の宗教活動を補助しています。その一方で、現地の行政当局も、プレイモヌ村の宗教活動に有利な条件を作りだしていますよ。私は、プロテスタントの信徒たちに、悪いことをせずに、快適に暮らして、幸福な家庭作りに励み、国の発展事業に貢献するようよく宣伝しています。」

一方、村人のリナさんは次のように語っています。

(テープ)

「私は週に二回ミサに参加します。また、月曜日と土曜日は賛美歌の練習をします。聖書には十戒があります。例えば、嘘をついてはならない、真実を語る。殺してはならない。他人のものを盗ってはならないことなどです。」

快適に暮らすプレイモヌ村のプロテスタント信徒たち - ảnh 2

プレイモヌ村の美意識の一つは、生活上で困難な状態にある人々を支援するという習慣です。つまり、教会でミサに参加するたびに、プロテスタント信徒たちは、少しのお金、または、少しのお米を自発的に提供します。そして、教会の執事たちは、それらのものを困難な状態にある村人に分かち合うということです。村人の一人は次のように語っています。

(テープ)

快適に暮らすプレイモヌ村のプロテスタント信徒たち - ảnh 3

「それぞれの家庭は、炊飯するまえに、一握りのおコメを瓶に入れます。教会でミサに参加するたびに、そのおコメを持参していきます。そして、教会の人は、そのおコメを貧しい人々に配ります。お金の場合、それぞれの人の経済状態によって、支援額が違います。その支援額は、恵まれない人を助けたり、教会の修理作業、あるいは、教会の大型行事に使用されます。」

プレイモヌ村の村人たちは、コーヒーやコショウ、稲の栽培、家畜、家禽、魚の飼育を積極的に行っています。そのお陰で、彼らの生活は以前と比べ、改善されつつあります。他の村人は次のように語っています。

(テープ)

「一般的に言えば、私たちの生活は、安定しています。村から約4キロ離れた所にあるチャダ工業団地で働いている人もいます。我が家は、コーヒー、コショウ、稲づくりをしていますので、毎年、約5千万ドン、24万円程の収益を得ていますよ。」

プレイモヌ村の村人たちは、真面目に働きながら、仲良く快適に暮らしています。この村では幸福で平穏な生活が毎日のように続いています。

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