気候変動への対応における中小企業の能力向上

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気候変動による台風や洪水、海水の上昇などが益々厳しくになっており、ベトナムの中部地域をはじめ各地方に大きな影響を与えています。

気候変動への対応における中小企業の能力向上を目指して、先頃TAFアジア基金はベトナム商工会議所とCED教育発展センターと協力して、「自然災害による被害克服活動の管理」というプロジェクトを共に実施しています。このプロジェクトは始めに、中部ダナン市で試験的に実施されました。これにより、TAFは中小各企業の代表60人に自然災害が発生する時の対応策を教える訓練コースを開きました。

これについて、ベトナム商工会議所の中部地域ブランチのグェン・ジェン副会頭は、次のように語りました。

「テープ」

「TAFの調査結果を通じて殆どの大手企業が自然災害が発生した時の対応策を出していますが、中小企業はあまり関心を持っていません。
ですから、自然災害が発生すると、中小企業は大きな被害を受けました。ですから、克服作業は難しくなります。この場合、中小企業は常に政府からの支援を待ちます。しかし、政府もすべての中小企業を支援することが出来ない現状があります。
そのため、この訓練コースは中小企業に対する自然災害への主導的対応の能力向上を目指しています」

グェン・ジェン副会頭はこのように語りました。

ベトナム商工会議所の中部地域支所によりますと、同地域では中小企業およそ1万社あります。そのため、TAFは50人以上の社員がいる会社のためめに訓練を行っています。IDECO医療株式会社のグェン・ダイ・ズオン副社長は次のように語りました

「テープ」

「年末になると、中部地域では、よく台風が沢山上陸します。わが社は自然災害による被害が大きいことがわかりました。例えば、2006年に発生したサンセンという台風でわが社は2・300万ベトナムドン相当の被害を受けました。
ですから、私達たちはTAFとベトナム商工会議所の主催により自然災害による被害克服に関する訓練コースに参加するため社員を派遣しました。この訓練コースを通じて、各自然災害に適した対応策を打ち出すことが出来ると思います。」

気候変動への対応における中小企業の能力向上は国の持続的な発展に寄与することででしょう。

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