ベトナムのヤング世代によるジャズ

(VOVWORLD) -10月に入り、ハノイは朝晩少し冷えますが、快適な気候が続いています。デモ日中は相変わらず蒸し暑くなります。皆さんのお住まいの街はいかがですか?
 
ご機嫌いかがですか、皆さん。

タオです。
10月に入り、ハノイは朝晩少し冷えますが、快適な気候が続いています。デモ日中は相変わらず蒸し暑くなります。皆さんのお住まいの街はいかがですか?

さて、先日、 岡山市の植村 昭男(うえむら あきお)さんからお便りを頂きましたので、ご紹介します。「タオさん、こんにちは。8月7日の『リクエスト音楽』は、可愛らしい明るい歌ばかりで大変楽しめました。最近、夏バテ気味の私も元気を頂けました。今回は私も久しぶりにリクエストさせていただきたく、メールします。ベトナムのジャズを聴きたいです。最近、ラジオで他国のジャズ音楽特集を聴いたのですが、私でもよく知っている曲があるかと思えば、その国ならではの、少し変わったジャズの曲があったりと、ひと言でジャズと言ってもお国柄が出ていて、とても面白く聴きました。ベトナムの方はどんなジャズを聴いているのか、興味があります。タオさんはお気に入りのベトナムジャズアーティストはいますか?これからもベトナムの声日本語放送を楽しみにしています。」との内容でした。

植村さん、いつもベトナムの声放送をお聴き頂きありがとうございます。植村さんはジャズ音楽に興味があるというのは、いいですね。ジャズを聴くと、気持ちが軽快になりますね。最近、ベトナムでジャズを聴く人は少しずつ増えています。そのように言うのは、ジャズが必ずしもすべての人々にとって聞きやすい音楽ではないからですね。私でも例外ではありません。私はどうもジャズ音楽よりバラードソングの方が好きかなちうのは私たちにとってジャズの歴史は浅くなじみがなく、ジャズを好む人もそれほど多くなく、ジャズは外国の意味であり聞くのも簡単ではなかったからです。でもこれから、ジャズを聴けば、きっと段々好きになるかもしれません。

それでは、今日のこの時間は、植村さんのリクエストにお応えして、ベトナムのヤング世代によるジャズをまとめて紹介します。

はじめに、Van Mai Huongが歌う「もったいない愛」(Tinh Lang Phi)をどうぞ

「あなたを愛してるから、私の涙が多く落ちた

心の深くからとても痛い

そして、私の手も手放そう

私たちの愛を見つけられる場がもうなかった

私たちの愛はもうもったいなくなっている

私たちの愛はもう壊れてしまった

泣かないで、もっと傷つけたから」

お聴きいただいた曲は「もったいない愛」でした。

次に、Trung QuanとAi Phuongが歌う「雨は誰が恋しいのか」(Mua Nho)をお送りします。

「遠い街で雨が降り、雨は誰かが恋しいの

雨は愛をもたらし、誰かに希望を持ってくる

僕は君がいないから、とても寂しいことを雨は知っている

でも、今、ここに僕しかないよ

孤独に座る僕は、昔の人を抱く

なぜ、雨は来ないの?」

お聴きいただいた曲は「雨は誰が恋しいのか」でした。

ではおしまいに、Tran Thu Haが歌う「貧しい街」(Pho Ngheo)をどうぞ

「昔の貧しい街は、瓦の屋根の姿で現れる

昔の駅に、電車の笛の音が悲しく響く

今、あの街は霧で溢れて、瓦の屋根も霧で染められる

苦いコーヒーを一人で飲む私

コーヒーの雫を見て何とか寂しく感じる

あれ、私の昔の街ではないだろうか」

お聴きいただいた曲は「貧しい街」でした。

いかがでしたか、皆さん、今日はベトナムのヤング世代によるジャズをお届けしました。それでは今日のリクエスト音楽はこれで終わります。また、来週お会いしましょう。

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