キエンザン省の住民ら、ミドリイガイ飼育で生活改善

(VOVWORLD) -ミドリイガイ(学名 Perna viridis)とはイガイ科に属する二枚貝の1種です。

この数年間、南部キエンザン省におけるミドリイガイの飼育は、あまりコストがかかりませんが、安定した収入を得る業の一つとなっています。

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ミドリイガイ(学名 Perna viridis)とはイガイ科に属する二枚貝の1種です。

アンビエン県に住むグエン・バン・チャンさんは次のように明らかにしました。

(テープ)

「ミドリイガイの飼育にかかる手間と費用は少ない一方、高い利益が出ますよ。今年、我が家は、約4トンのミドリイガイを収穫しました。現在、ミドリイガイは1キロに当たり15000ドン(約75円)の値段で販売されています。」

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一方、ナムタイ村に住むボ・バン・ソンさんは、「2021年に、ミドリイガイを飼育するために、社会銀行から5千万ドン(約25万円)を借りました。そして、17トンのミドリイガイを収穫して、販売したら、売上高が2億ドン(約101万円)に上った。こうした収入で借金を確実に返済した」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「ミドリイガイの飼育に必要な用具を約3千万ドンで購入しました。その他にもほんの少しの費用がありました。既に、10トン以上のミドリイガイを採りましたが、現在も、およそ数トンのミドリイガイを飼っていますよ。」

ところで、アンビエン県ナムタイ村に住む貧しい農民は、銀行から融資を受けて、海老、カニ、そして、ミドリイガイを飼育したお陰で、生活に余裕が出るようになっています。現地住民の一人は次のように語りました。

(テープ)

「我が家は、この3年間にわたり、銀行からの融資でミドリイガイの飼育をしています。現在まで、全ての借金を返済しました。ミドリイガイの飼育面積を拡張させるつもりです。」

アンビエン県は、21kmもの海岸線を擁しています。その内の7千ヘクタールの沿岸域はミドリイガイの飼育に用いられています。この数年間、住民たちは、この仕事のお陰で、安定した生活を送っています。

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