コントウム省における農作業への科学技術応用

(VOVWORLD) -中部高原地帯テイグエン地方コントウム省にある多くの村、集落は、農作業への科学技術応用により、農業生産が向上しています。

コンクロン県マンデン町の野菜・花・観光共同組合は2012年に設立され、自動散水システムを備えた2か所の有機農法による野菜生産施設を所有しています。毎月、食品安全基準を満す10トン余りの各種根菜を出荷しています。

コントウム省における農作業への科学技術応用 - ảnh 1ア・シーさんと自動散水システム

一方、ダクハー県ワンホラ集落に住むア・シーさんの田畑では、乾季に対応するために、自動散水システムが整備されました。ア・シーさんの話です。

(テープ)

「私は、自動散水システムの設置という儲かる仕事をよくしていました。このシステムは節水効果があるので、自分の畑にも設置しました。これからは、乾季がやって来ても、心配しません」

コントウム省の関連機関は、農民を対象に、職業訓練や、科学技術応用コースを常に行ってきました。その結果、これまでに、現地では、衛生管理の徹底された持続可能な養豚、薬草生産などが試験的に行われるようになりました。

トウモロン薬草生産共同組合の管理者ア・タオさんは次のように明らかにしました。

(テープ)

「私たちは週に一回オンラインによる会合を開き、今週の業務について討議します。このような会合は、組合員の連結の維持の一方、業務上の経験を共有することが狙いです」

コントウム省における農作業への科学技術応用 - ảnh 2

2022年、コントウム省には48の共同組合が新たに成立されました。これにより、同省にある共同組合の数は232に上っています。喜ばしいことは、少数民族である組合員の数が17%を占め、共同組合の経営生産活動に積極的に参加しているということです。

コントウム省祖国戦線委員会のブイ・ズイ・チュン副委員長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「住民は、困窮生活から脱出するために、他の人に頼らずに、自分で努力しなければならないと認識しています。そこで、彼らは、従来からの考え改め、自給自足のための作物の生産ではなく、価値の高い作物を生産して市場に出荷するようしています。農民たちは、農作業、畜産への科学技術移転などのコースに積極的に参加しています」

その結果、少数民族居住地の住民の生活は以前より改善されています。畜産、薬草栽培などで富を築く多くの億万長者が日々増加しています。

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