マンゴーの輸出に取り組むドンタップ省の農民

(VOVWORLD) -ドンタップ省のマンゴーは、徐々に知名度が高まっています。この成果には、マンゴーの栽培農民の大きな努力があります。
マンゴーの輸出に取り組むドンタップ省の農民 - ảnh 1

この数年間、南部ドンタップ省で栽培されているマンゴーが、アメリカや、欧州、日本、ニュージーランド、韓国、ロシア、シンガポールなどに輸出されています。ドンタップ省のマンゴーは、徐々に知名度が高まっています。この成果には、マンゴーの栽培農民の大きな努力があります。

ティントイ村はティエン川沿いに位置していることから、マンゴーなど果物の開発に向いているとされています。マンゴーの栽培農園は、800ヘクタール余りに上り、収穫量は年平均 約1万トンを超えています。ドンタップ省のマンゴーは、皮が黄色く見た目が美しく、甘いという点で外国人から好まれているようです。

マンゴーの輸出に取り組むドンタップ省の農民 - ảnh 2

ティントイ農業サービス共同組合の組合員であるレ・タン・バンさんは、「マンゴーの輸出に向けて、農民は考えを改め、従来の農法を変える一方、VietGAP=ベトナム安全農産物生産基準のほか、輸出先の基準に従って、マンゴーの栽培、手入れ、収獲を行っている」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「2022年にマンゴーが欧州市場に初めて輸出され、欧州の消費者から支持されるようになりました。私たちはとても喜んでおり、マンゴーの栽培、手入れ、収獲に関する厳しい基準、さらに、国内外の消費者の嗜好に応えられるように、努力しました」

現在、ドンタップ省にあるマンゴーの栽培面積はおよそ1万4400ヘクタールに上り、南部メコンデルタ地域で最大となっています。その収穫量は年平均13万7000トンに達しています。マンゴーの栽培農民は、マンゴーの価値向上、輸出先の拡大に人力しています。

ティントイ農業サービス共同組合の組合員であるチャン・バン・チャンさんは次のように明らかにしました。

(テープ)

「現在、ティントイ村の農民が生産する農作物は、 国際基準を満たしており、厳しい輸出先のニーズにも対応できますよ。マンゴーを輸出すればするほど、農民の生活が豊かになることから、私たちは、大量のマンゴーの輸出に取り組んでいます。同時に、国内市場において、他の製品と競争できるように、質の高いマンゴーの栽培に注意しています」

他方、ティントイ農業サービス共同組合のボ・タン・バオ会長は、「マンゴーが厳しい市場に輸出されることは、農民のはげみにもなり、農園主が、栽培と輸出の基準により注意を払うモチベーションにもなる」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)               

「当共同組合は、2023年末に、収穫後のマンゴーの洗浄ライン、マンゴージューサー、マンゴー乾燥機を購入するつもりです。マンゴーの価値を高めるために、第1級品のマンゴーはスーパーマーケットで販売されます。第2級品のマンゴーは、ドライマンゴーに加工されます。そして第3級品は、マンゴージュースにされる方針です。現在、私たちは、国内のほか、日本、韓国などにもドライマンゴー、マンゴージュースを輸出していますよ」

ドンタップ省のマンゴーは今後、外国市場で更に多くの消費者に知られ、愛用されることが期待されています。

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