社会福祉の確保、国民生活の改善は政府の経済社会指導における優先的な任務の一つです。2014年、ベトナム政府は貧困家庭の割合を1,7～2％に低下させ、およそ160万人の雇用を創出する為に、社会福祉の確保を特別に重視します。

貧困家庭このように低下させるために、ベトナムは持続可能な貧困解消に関する政策、プログラム、プロジェクトを検討、調整し、足並みを揃えて実現することになります。また、政府は、生産用地、最低金利融資、職業訓練、農･林・漁業奨励に関する補助政策を実現します。労働傷病軍人社会事業省のグェン・チョン・ダム次官は次のように語りました。

(テープ)

「労働傷病軍人社会事業省と関連各省庁は貧困解消政策を再検討し、効果のある政策を見出します。必要のない政策は中止されます。あらゆる角度を基に貧困基準を設定します。また、居住地や民族の特徴に相応しい社会福祉政策をとります。今後も、貧困解消事業への国民の積極的な参加をどのように働きかけるか考えなければなりません。」

2014年、ベトナムは160万人の雇用創出を目指しています。また、職業訓練を受けた労働者の割合を52％に達するように取り組んでいきます。この目標を達成するために、ベトナムは職業訓練の基本的刷新を重視することになります。

ブ・ドク・ダム副首相は次のように語りました。

 (テープ)

「必要なのは職業訓練施設と企業を結びつけるということです。労働傷病軍人社会事業省は各省各市と連携して、職業訓練を行わなければなりません。また、今後も、労働者の海外派遣を重要な目標として見なさなければなりません。」

一方、医療や教育、住宅など基本的な社会サービス化は今年の重要な任務でもあります。国会民族評議会のノン・ビク・リエン委員は次のように語りました。

(テープ)

「建設中の病院を完成させ、藁葺き屋根の教室を撤廃し、国境地域における自動車道のコンクリート化、浄水不足地域における生活用水の貯水池の建設を行う必要があります。」

その他、今年、ベトナムは社会保険法改正案の立案、社会保険政策に関する文書の発行、社会保険と失業保険の加入者の拡大を推進します。

社会福祉を良好に実現することは経済と政治の安定化の前提を作り出すと同時に発展の原動力となります。ベトナム政府はこの任務遂行を強化することは国民の需要と願望に答えるだけでなく、経済成長と社会公平のバランスをとることでしょう。