生活に欠かせないラジオ放送の役割

現代的な通信技術が発達する前以前から、ラジオは全ての人々に情報を伝える最も効果的な手段でした。今日、様々な情報通信が生まれたものの、ラジオ放送は情報源として誇っています。

ベトナムの声放送局は1945年にベトナム共産党の重要な報道機関の役割として誕生し、人民の思考や願望を党と国家に伝える手段となっています。国の発展につれて、ベトナムの声放送局は、ラジオ放送、テレビ放送、活字新聞、電子新聞の4つのメディアを持つベトナム唯一の報道機関となりました。特に,現在、ベトナムの声放送局は国内の99,5%とベトナム東部海域にある殆どの領海に送信され、その総放送時間は一日200時間にのぼっています。また、ベトナムの声放送局は、VOV1=時事・政治・総合、VOV2=文化・生活・科学教育、VOV3= 音楽と娯楽、VOV4=少数民族向けの12の言語放送、そしてVOV5=12カ国言語の対外放送という5つのチャンネルがあります。さらに、これまでに、国内では5つの代表機関と世界9カ国に9つの支局があり、特派員を置いています。

ベトナム外務省のグェン・タン・ソン次官は次のように語っています。

(テープ)

「『こちらはベトナムの声放送局です。この放送はベトナム社会主義共和国の首都ハノイからお送りする放送です』 という冒頭のアナウンスはベトナムの党と政府の誇りと決意を示しています。ベトナムの声放送局は、故郷であり祖国の声です。これは、ベトナム国家の正統な報道機関で、長い歴史と英雄的な伝統を持っています。党、国家、政府はベトナムの声放送局が国内各地だけでなく、全世界にまで電波が到達されることを期待しています。」

ベトナムの党、国家、政府は常に「国外在留ベトナム人はベトナム民族を切り離せない一部である」と強調しています。ベトナムの声放送局は、国内における効果的な情報チャンネルであるだけでなく、ベトナムと国外在留ベトナム人を結ぶ架け橋としての役割を果たしています。

VOV5対外放送部の国外在留ベトナム人向けのベトナム語放送は70の国と地域に送信しており、祖国ベトナムを離れているベトナム人の友人になるようです。アメリカのカリフォルニア州サンノゼに住んでいるレ・バン・ズエンさんは次のように語っています。(テープ)

「私は毎日ベトナムの声放送局の各番組を聴取しています。私と子どもさんたちは主に政治、文化、文芸に関するニュースを聴いています。そして、毎晩、私たち夫婦はベトナムの声放送局が紹介する民族音楽を楽しんでいますよ。ベトナムの声放送局の各番組を通して、私は国内のことについてよく知るようになりました。」

現在、VOV5の12ヶ国語の放送番組の内容はインターネットでも掲載され、直接聴取するようになっています。インドネシア人リスナーの一人は次のような感想を明らかにしました。(テープ)

「ベトナムの声放送局から得た情報の内容は正確なものばかりです。私は大好きです。インドネシア人リスナーが感心を持っているのは、ベトナムの文化や経済発展ということです。その他、私たちは、音楽番組も好きです。日常生活や田舎などをテーマにした番組も面白いです。」

外国人から頂いたお便りやご意見、ご感想はVOV5を始めとするベトナムの声放送局のジャーナリスト、編集員にとって原動力となっています。

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