社会主義的法治国家建設・完備へのホーチミン思想の活用

(VOVWORLD) - 今もなお、ホーチミン思想は価値が保たれ、ベトナムの発展事業のあらゆる分野に適用されています。

第15期国会第1回会議や、「ホーチミン主席をお手本にしよう」運動の促進に関する2016年6月15日付の党政治局の指示5号の実施状況の総括に当たり、ブオン・ディン・フエ国会議長は、「立法活動や社会主義的法治国家建設・完備へのホーチミン思想の活用」と題するコメントを執筆しました。その中で、ベトナムの社会主義的法治国家建設プロセスにおける立法活動の方向を出しています。

社会主義的法治国家建設・完備へのホーチミン思想の活用  - ảnh 1ブオン・ディン・フエ国会議長(写真:quochoi.vn)

フエ国会議長によりますと、立法活動を含め国家と法律に関するホーチミン思想は法律システムの健全化事業の指針とみられています。特に、現段階においては、その価値の活用の重要性が増しています。国の工業化・近代会事業や、国際社会への参入事業、建設防衛事業を促進するために、今後、ベトナムの立法活動は6つの要求に答える必要があります。

1つ目は、憲法に基づく国家の組織と活動に法的枠組みを作ること。2つ目は、人権や、市民の合法的な権利を確保し、国家と国民との関係を維持すること。3つ目は、「権力配分・協同・抑制」という国家権力の原則を確保すること。4つ目は、憲法と法律を保護する適切なメカニズムを作り出すこと。5つ目は、第4次産業革命の影響に適応すること。そして、6つ目は、社会主義的法治国家に対する党の指導を確保することとしています。

フエ国会議長は、「今後も、国会は立法活動にホーチミン思想の価値を活用し、2030年までの社会主義的法治国家建設・完備戦略と2045年までのビジョンの展開を促進していく」と明らかにしました。また、以上の6つの要求に答えるため、様々な措置をとります。

したがって、国会の立法活動は、国家主権と国境に関する法律や、国民の・国民による・国民のための国家機関の組織に関する法律、人権と市民権に関する法律、直接民主制と代表民主制を効果的に実施するための法律、経済・社会・環境の持続可能な発展に関する法律の制定と完備、立法活動の刷新、法律の制定と施行との関係の緊密化などに集中する方針です。        

フエ国会議長は、ホーチミン思想の価値を再確認した上で、「立法活動や、国会の活動刷新へのホーチミン思想の活用は、国家の最高権力機関としての国会の地位と役割の向上、法律システムの完備、ベトナムの社会主義的法治国家建設事業に貢献し、その成功を決定する」と強調しています。

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