第13回党大会、道徳と才能を兼ね備えた人材を選出

(VOVWORLD) - 既にお伝えしましたように、17日、ハノイで第12期党中央委員会第15回総会が閉会しました。総会では第13期党中央委員会に選出される特別な人事や共産党書記長、国家主席、首相、国会議長のトップ4の候補者の推薦で合意が達成されました。
これにより、1月25日に、開幕する第13回党大会の準備作業が基本的に完了しました。

創立以来、この90年間にわたり、ベトナム共産党は常に人事作業を党建設だけでなく、党の活動で重要な柱と見なし、革命事業を左右する要素としています。党の第13回全国代表大会の人事に関する準備は周到に行われてきました。人事作業は5段階で行われ、党中央委員会、政治局、書記局に再選される人事、新たな候補者、特別な人事が含まれています。

厳格な過程

第13回党大会、道徳と才能を兼ね備えた人材を選出 - ảnh 1
第12期党中央委員会は複数の総会で第13回党大会の人事作業を慎重に協議してきました。2018年10月に行われた第12期党中央委員会第8回総会で人事小委員会が設立されました。また、第9回総会で2021年から2026年期の党中央委員会に選出される200人の候補者が検討され、政治局に提出されました。2020年5月に行われた第12回総会で党中央委員の基準、条件、構造、人数などについて討議が行われました。これを基礎に、同年10月の第13回総会で第13期党中央委員会の正式構成員と準備構成員、中央検査委員会の構成員の投票が行われました。そして2020年12月の第14回総会では第13期政治局、書記局の候補の推薦が投票で行われた後、政治局、人事小委員会は人事作業を検討・補足し・完備し、第15回総会に提出しました。第15回総会の閉会式でグエン・フ・チョン党書記長・国家主席は次のように語りました。


(テープ)

「中央執行委員会は責任感を高め、民主的かつ率直に第13期党中央執行委員会に選出される新たな人事の補足名簿を投票で承認しました。また、第13期党中央委員会と政治局に再選される第12期の特別な党中央委員や政治局員の推薦、党と国家の指導部の候補の推薦も全会一致で承認されました。」

人材の品格を重視

第13回党大会の人事の準備に際し、人材の品格が重要視されました。第13期党中央委員会は団結とコンセンサスが図られ、戦略的な視点を持ち、党の知恵、戦闘力、規律を発揮し、国民と密接に連携しなければならないとしています。第13期党中央委員会の構成員の推薦と投票が民主的から客観的に行われ、国家、国民の利益を第一に位置付けられるべきです。一方、党中央委員会は浪費・汚職との闘いを断固として進める決意で道徳と才能を兼ね備え、威信が高い人材を選出する意向を示しました。ハノイ市、ホアンマイ区に住むある党員は次のように話しました。

(テープ)

「党は科学的かつ厳格な準備を行い、第13回党大会に最も優れた幹部を選んだと思います。人事の周到な準備は党建設・綱紀粛正を目指す党中央委員会、政治局、書記局の高い決意を示しました。幹部は国民のために知恵を絞り、行動して、初めてドイモイ=刷新事業と国の建設事業に貢献できるでしょう。」

第13回党大会の人事の準備は人事小委員会、党中央委員会だけでなく、全党、全政治システムの責任です。第13回党大会を1週間後に控え、人事作業の科学的かつ周到な準備は大会の成功に寄与し、国を新たな発展段階に引き上げるため、原動力を作り出すと期待されています。

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