越米関係の重要な一部・戦争後遺症の克服

(VOVWORLD) -1975年4月30日、ベトナム南部完全解放を目指すホーチミン作戦の勝利で、アメリカ史上で最も長い戦争とされていた「ベトナム戦争」が終結しました。あの日から46年経った現在、ベトナムとアメリカとの関係には多くの成果が見られます。
越米関係の重要な一部・戦争後遺症の克服 - ảnh 1アメリカのダニエル・クリステンブリンク元大使がチュオンソン共同墓地を訪れる
(写真提供:アメリカ国務省)

これらの成果に至るまでには両国が対立を解決し、信頼を醸成し、建設的精神で戦争後遺症を解決するため力を合わせることに努力してきたことによる賜物です。

1995年にベトナムとアメリカとの関係が正常化されてから、戦争後遺症の克服は両国関係における重要な一部となってきました。双方は戦争後遺症と人道的義務を責任感を持って解決するように協力することを公約しており、これを両国関係を強化する原動力としています。

残酷な戦争の後遺症

あの戦争が終結してから46年が経ちましたが、戦争後遺症はベトナムの復員軍人を始め、一般民間人の身体や離散家族、汚染された土壌などに見ることができます。戦後生き残った多くの人々は経済、環境、社会などの面において、戦争が引き起こした多くの問題に直面しています。また、ベトナムだけでなく、アメリカと同盟諸国もこの戦争により、甚大な人的物的被害を受けました。多くのアメリカ帰還兵は帰国後も精神疾患に苦しんでいます。

責任感を持って、人道的義務を果たすため協力

ベトナムとアメリカは関係正常化した直後、戦争後遺症の克服に着手してきました。2006年、双方はベトナムにおける枯葉剤被害問題解決に関する健康行動計画と環境処理に関する覚書に調印しました。これは両国関係に残された複雑な問題の解決に重要な節目を記すものとなってきました。

2012年、アメリカ国際開発庁はベトナム国防省と協力して、ダナン空港のダイオキシン汚染除去プロジェクトを実施してきました。このプロジェクトの完了後、双方は引き続き協力して、南部ビエンホア空港のダイオキシン汚染土壌除去プロジェクトを展開するため、合意書を締結しました。

2020年、アメリカはベトナムの8つの地方で展開される身体障碍者支援プロジェクトに6500万ドルの支援を公約しました。ベトナム駐在アメリカのダニエル・クリステンブリンク元大使は次のように語りました。

(テープ) 

「両国における優先課題の一つは人道的問題と戦争後遺症の解決のため協力するということです。現在の両国関係は主に未来志向とされていますが、私たちは過去において残されてきた問題を引き続き解決してゆく責任があります。両国はダイオキシン汚染除去に努力しています。また、アメリカは戦争中、枯葉剤が散布された8つの地方に住んでいる身体障碍者を治療しています。その他、両国は戦争中の行方不明者の捜索に全力を尽くしています」

このおよそ10年、アメリカはベトナムでの戦争後遺症の克服に多額を支援してきました。逆に、ベトナムは戦争中行方不明になった米兵の捜索でアメリカと協力しています。国防省のグエン・チー・ビン次官は次のように語りました。

(テープ)

「アメリカは戦争中行方不明になった米兵の捜索に対するベトナムの協力を高く評価しています。これは私たちの責任であり、人道性を示すと共にアメリカとの信頼醸成に役立ちます」

両国が協力関係でこれまでに達成した成果は互いにかつての敵から友人になったという和解プロセスの模範となるだけでなく、現在の地域と国際衝突の解決策となることでしょう。

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