観光開発へのてこ入れ

(VOVWORLD) -  2023年に入り、観光業は活気を取り戻しています。国際検問所を通じて入国した外国人観光客が大幅に増加しています。

観光業は外国人観光客の誘致を強化するため、様々な手法で外国人観光客8百万人を迎えるという目標の達成に取り組んでいます。

旧正月テト明けから、ベトナム各地を訪れた外国人観光客が昨年同期と比べ激増しています。統計総局の筋によりますと、1月にベトナムを訪れた外国人観光客は延べ87万人を超え、2022年12月と比べ、23%増となりました。ベトナムを訪れた外国人観光客は主に韓国、アメリカ、日本、東南アジア諸国の人々です。その中で、アジアからの観光客が大多数を占め、インドやカンボジアの新興市場からの観光客が激増したとしています。多くの国からの観光客をサービスするリトル チャーム ハノイ ホステルの経営室のダオ・ティ・ガ室長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「この頃は、オランダやイギリス、フランス、韓国からの多くの観光客を受け入れています。中国からの観光客もいますよ。満室の日には、1日におよそ150人を受け入れています」

外国人観光客の厳しい要求に応えるため、観光業とサービス業は発想や手法の刷新を進めています。ベトナム観光協会のブ・テ・ビン会長は次のように語りました。

(テープ)

「外国人観光客の誘致は観光業の重要なポイントです。外国人観光客の誘致のため、彼らの好みにあった新たな商品、新たなサービスを提供しなければなりません。また、近隣の市場だけでなく、遠方の市場の開拓も重要だと思います」

年内にハノイとホーチミン市の国際観光見本市や、中部ビントゥアン省での国家観光年2023、フエ・フェスティバル2023などが行われ、ASEAN諸国の代表団がこれらのイベントに参加すると期待されています。これらの活動はベトナム、特に地方のピーアールや、ベトナムと各国との観光協力の促進、地域、および世界の観光市場の拡大に貢献するとしています。

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