越、東部海域での主権侵犯行為に抗議

(VOVWORLD) -ハン報道官は「中国は海南省がベトナムのホアンサとチュオンサ両群島で、観光活動を再開することを発表したことに関して、これはベトナムの領有権や主権に違反する行為である」と強調しました。
越、東部海域での主権侵犯行為に抗議 - ảnh 1         外務省のレ・ティ・トゥ・ハン報道官

3日、ハノイで開かれた外務省の定例記者会見で、ベトナム外務省のレ・ティ・トゥ・ハン報道官は先頃、台湾がベトナムのチュオンサ群島に属するバービン島周辺海域で、実弾射撃訓練を行ったことに関し、記者団のインタビューに応え、次のように強調しました。

(テープ)

「これまでも幾度も強調しているように、台湾が、ベトナムのチュオンサ群島に属するバービン島周辺海域で、実弾射撃訓練を何度も行ってきたことはこの群島に対するベトナムの主権に深刻に違反し、ベトナム東部海域の平和・安定・安全・航行安全保障を脅かし、海域の状況を複雑化させた行動となっています。ベトナムは、台湾のこの行動に対し、断固として反対しており、今後、同じ行動を繰り返さないよう改めて求めます。」

このように語ったハン報道官は「中国は海南省がベトナムのホアンサとチュオンサ両群島で、観光活動を再開することを発表したことに関して、これはベトナムの領有権や主権に違反する行為である」と強調しました。

新型コロナウイルス感染症に関して、ハン報道官は国内での感染状況には変化があったにもかかわらず、ベトナムは国外に在住しているベトナム人の帰国に関心を寄せると共にベトナム国民が早期に新型コロナワクチンに接近できるように全力を尽くしていると明らかにしました。

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