グエン・チョン・タオの特集

(VOVWORLD) -さてベトナム旧正月テトまで残りわずかとなりました。日本にはもういくつねるとお正月とお正月を待つ歌があるそうですが、ベトナムの今はそんな感じですよ。私もとっても待ち遠しいです。
グエン・チョン・タオの特集 - ảnh 1                       グエン・チョン・タオ

こんにちは、ご機嫌いかがですか、皆さん。

タオです。

さてベトナム旧正月テトまで残りわずかとなりました。日本にはもういくつねるとお正月とお正月を待つ歌があるそうですが、ベトナムの今はそんな感じですよ。私もとっても待ち遠しいです。

さて、今日のこの時間は、作詞作曲家グエン・チョン・タオの特集をご紹介します。

グエン・チョン・タオは、1947年ベトナム中部で生まれ、昨年2019年、脳卒中と肺がんのため72歳で亡くなりました。タオさんはベトナムの詩人、音楽家であり、ジャーナリスト、画家でもありました。

14歳の時、彼は初めて詩を作り、20歳で最初の歌を作り、1974年に最初の詩集を出版しました。2008年まで、詩、文学、音楽、エッセイなどを含むおよそ20冊の本を出版しました。それらの作品は国家の名誉ある賞を受賞しました。

それでは、そんなグエン・チョン・タオの特集をお楽しみいただきましょう。

はじめに、 わが故郷は民謡クアンホの村」(Lang Quan Ho Que Toi)をどうぞ。

「わが故郷の民謡クアンホ村、1月は祭の季節だ

満月の夜は、カウ川で一緒に歌う私たち

わが故郷の民謡クアンホ村を思うとき、

懐かしさが込みあげる

あなたを見送る時、この歌を歌い出す私

わが故郷の月を送りたい

あなたはいつもわが故郷を思うためだ」

お聴きいただいた曲は「わが故郷の民謡クアンホ村」でした。

続いて、「故郷の川を歌う」(Khuc Hat Song Que)をお聞きいただきましょう。

「人生どこへ行っても、私は故郷の川に戻ってくる

川は母親の心と同じくらい暖かい

人生の台風から私を守ってくれる

3月と7月の砂州は一つ一つ私たちの頬に落ちる

故郷の川よ、幼い頃の川のままだ

毎日、母親のように私たちを育ててくれる」

お聴きいただいた曲は「故郷の川を歌う」でした。

ではおしまいに「雨草」(Co Va Mua)をどうぞ

「あなたが欲しい私は、木が初夏の大雨を欲するようだ

雨を受けた草は、若草の芽生えである

大雨がさっと降って止むのは、私を驚かせる

晴れていても、雨を待つ

風に聞くと、風が吹く

葉に聞くと、葉が落ちる

だって、人々は生涯を渇望し、愛を渇望するから

愛は雨を必要とする草のようだ」

お聴きいただいた曲は「雨と草」でした。

いかがでしたか、みなさん。今回は、グエン・チョン・タオの特集を讃える歌をお届けしました。今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。

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