ロシア、社会主義革命100年 プーチン大統領は距離置き、祝わず

(共同)ロシアは7日、1917年の社会主義革命から100年を迎えます。

ロシア国内では、政治弾圧で批判されたスターリンを再評価する声が増え、革命を肯定的にとらえる国民も多いです。来年3月に大統領選挙を控え、プーチン大統領は、ソ連時代の弾圧を糾弾し、政府として祝賀行事を開催せず、革命と距離を置いています。

プーチン氏は革命を「国民共通の歴史」として尊重すべきだとしながらも、現在、重要なのは「信頼と安定」だと訴えています。また、ソ連時代に数百万人が処刑や強制労働の犠牲になったのは「正当化できない犯罪」だと非難しました。10月30日には、政治弾圧の犠牲者の追悼碑を国として初めてモスクワに建て、ソ連体制の負の側面を強調しました。大統領選でリベラルな有権者の支持取り付けを狙っているとみられます。

独立系世論調査機関レバダ・センターによる3月の調査では、革命の歴史的役割を肯定的に評価する回答は48%で、否定的評価(31%)を上回りました。最も好まれる革命後の人物としては、スターリンが24%です。

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