9月22日、アメリカ・ニューヨークで開かれている第81回国連総会一般討論の傍ら、アメリカのドナルド・トランプ大統領は、デンマークのメッテ・フレデリクセン首相、グリーンランドのイェンス・フレデリック・ニールセン自治政府首相とともに、アメリカがグリーンランドでの軍事的プレゼンスを強化することを可能にする協定に署名しました。これにより、鉱物資源が豊富で戦略的にも重要なこの島をめぐる膠着状態の打開につながる可能性があります。

アメリカ国務省の当局者によりますと、この協定は、アメリカがグリーンランドへの長期的なアクセス権と上空通過権を確保するとともに、現地の軍事施設を拡張する道を開くものです。

署名式を前に、トランプ大統領は、この協定によってアメリカは「この地域の安全保障とその他すべての必要事項について、長期的な管理権を得る」と述べました。

一方、デンマーク側は、この協定がグリーンランドの主権をアメリカに移すことを意味するものではないとしています。

協定の実施には、デンマーク議会とグリーンランドの立法機関で必要な手続きを経る必要があります。