リスナーと共におしゃべりタイム (8月17日)

(VOVWORLD) - リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽と共にお送りするおしゃべりタイムの時間です。

ゴック  こんにちは、ゴックです。

アン  こんにちは、アンです。

ゴック  アンさん、先ごろ、ベトナム国家主席は、「希望の種」奨学金提唱者である坂田・雅子監督に表彰状を授与しましたね。

リスナーと共におしゃべりタイム (8月17日) - ảnh 1 クオン大使が国家主席を代表して坂田監督に表彰状を手渡す

アン  そうですね。先週、東京で、在日本ベトナム大使館とベトナム枯葉剤被害者協会は共同で、その授与式を行いました。坂田さんは2011年、枯葉剤被害を受けたベトナムの子どもたちのための奨学金基金「希望の種」を立ち上げ、枯葉剤被害者を支援するベトナムの非政府組織と協力し、経済的な理由で専門教育を受けられない被害児童に奨学金を支給しています。 

ゴック  授与式で、ベトナムのグエン・クォク・クオン日本大使は、「ベトナムの枯葉剤被害者に関する2本のドキュメンタリーの監督として、坂田さんは日本の人々に、子どもをはじめ、ベトナムの枯葉剤被害者の苦しみを伝えた」と強調しました。また、「希望の種」奨学金は枯葉剤による被害を受けたベトナムの学生100人以上に支給されている」と明らかにしました。 

アン  ええ。一方、坂田さんは、「来る10月、フランスで上映されるこの2本の映画は人々に枯葉剤の被害への認識を高めてもらいたい」と述べました。

ゴック  では、お便りを紹介しましょうか。初めに神奈川県横浜市のしおざき・やすひろさんからのメールです。

― ベトナムの声、日本語課の皆さん、こんにちは。日本はゲリラ型豪雨の被害に

遭うようになり、つい最近、私も経験しました。そちらベトナムは如何ですか。さて私が昔、新聞の国際欄を読んでいると、ベトナムと日本に関する記事が載っていました。日本が大東亜戦争に敗けてベトナムにいた日本の軍人さんたちで日本に帰国できなくなった人たちがいました。その人たちは日本に帰ることが出来ないのならベトナムがフランスから独立するためにベトナム人の人たちと一緒に戦おうと思い、ベトナム人と一緒に独立戦争を戦ったそうです。ある時フランス軍との戦いでたいへんな激戦があり、ある橋の攻防をめぐって戦いベトナムに残った日本の軍人さんたちがたくさん戦死なされたそうです。その後、戦死された日本の軍人さんたちのお墓をベトナム人の土地の古老のひとたちがずっと供養して墓守をしてくれたそうです。その新聞の記事はだいたいこのようなことが書いてありました。私はずっと墓守をしてくれたベトナム人の古老たちに感謝したいと思いました。今でもその思いに変わりはありません。これからも日本とベトナムの友好関係が末永く続くことを祈っています。では今日はこの辺で失礼させて頂きます。と書いてくださいました。

アン  しおざきさん、ありがとうございます。ベトナムでも最近、集中豪雨に伴う大洪水は深刻な被害を引き起こしています。現在も、北部山岳地帯ソンラ省や、イェンバイ省、中部ゲアン省などで、被害克服作業が続いています。

ゴック  そうですね。日本でも大変ですね。被災地住民が一日も早く安定した生活を取り戻すようお祈り申し上げます。

アン  さて、ベトナム残留日本兵についてですが、私も、その子どもと会ったことがあります。彼らの話は感動的なものです。

ゴック  彼らもベトナムと日本の深い関係の証ともいえますね。

アン  はい、そうです。次に、大阪府、摂津市のこはら・みきお さんからの8月7日受信のメールです。

― ハノイからの「ベトナムの声」日本語放送、夜8時からの12020kHzは、たいへん良好に聴こえていました。さて、今日の番組「ベトナム54民族の色彩」では、ロロ族の葬儀に関する習慣が取り上げられていました。死ぬことは、祖先の人々と一緒に暮らすこと、という考え方が興味深かったです。ただ、せいぜい3世代前の人なら、何とかわかるかもしれませんが、それ以上前だと、顔もわからない、と思うのですが。祖先の人々は、極楽のような天国に住んでいる、というような感覚なのでは、と思ってしまいました。ベリカードで、「クアンビン省の田舎の夕暮れ」というのが発行されているようですので、それを送っていただけば、嬉しく思います。これからも、「ベトナムの声」放送を通して、ベトナムの事をいろいろ知っていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。と書いておられました。

ゴック  こはらさん、メールありがとうございます。祖先に関するこはらさんの考え方は面白いですね。

アン  ベトナムでも第4世代前の親戚のことは、お爺さん、お婆さんの話しでしか分かりません。

ゴック  そうですね。私もそうです。さて、ベリカードの件についてですが、「クアンビン省の田舎の夕暮れ」をお送りしましたので、どうぞ、お待ちくださいね。続いて東京都、府中市の さえき・よしのり さんからのメールをご紹介します。

― いつも、ありがとうございます。さえきです。ベトナム戦争下のベトナムの声では、

共産党機関紙『ニャンザン』の社説の紹介など、東側諸国らしいお硬い放送だったとのこと。興味深いですね。いまのベトナムの声は、たいへん楽しいです。今後も、応援しています。さて、韓国・朝鮮語放送を始めるのはもう少し先とのこと。気長に待つしかなさそうですね。失礼ながら、ベトナムの声の番組を聴いていると、アンさんもソンさんも山崎さんも、他の日本語課スタッフの中にも、韓国・朝鮮語ができる方はおられないようですね。韓国・朝鮮語放送のアナウンスは、全員ベトナム人で行うものの、専門家として韓国人を雇うとのこと。その韓国・朝鮮語ができるベトナム人が見つからないのですね。韓国・朝鮮語ができるベトナム人がもし見つかったとして、どういったトレーニングを課すのでしょうか?韓国KBSや朝鮮中央放送などからアナウンサーを迎え入れるのですか?ふと、わたしの頭の中に、韓国から、

日本語ができるベトナムの声で働きたいアナウンサー経験者を雇い入れ、日本語課が作成したニュースを韓国語で伝える、という方法が思い浮かびました。韓国には、日本語ができるかたが多いですからね。しかし、ベトナムの声の現状を考えれば、難しいようですね。なぜ、私がそう思うかというと、日本語放送を含め、ベトナムの声の海外向け番組はすべてベトナム人が担当しているからです。そういえば、ベトナムの声の海外向け番組を、すべてベトナム人が担当するというのは、局の方針なのでしょうか?とのお便りでした。

アン  さえきさん、メールありがとうございます。韓国語放送の専門家、スタッフのトレーニングについてですが、様々です。

ゴック  先ず、専門用語と報道用の言葉などに関する訓練ですね。また、報道に関連する業務も欠かせないものですね。

アン  特に、記事の書き方も重要ですね。日本語を例として取り上げますが、日本人は全員日本語ができますが、日本語で記事を書けるのは全員とはいえませんね。

ゴック  そうですね。ベトナム語も同じですね。そして、日本語ができる韓国人を採用するというさえきさんの提案も面白いです。が、実施は難しいね。

アン  さて、VOVが外国語放送のアナウンサー、編集員としてベトナム人しか採用しないということについてですが、これは、規定または方針ではありません。でも、これはVOVの特徴を作り出すと思われています。

ゴック  そうですね。今週もたくさんの方からメッセージを頂きました。ありがとうございます。最後に、お名前だけでもご紹介します。

宮城県仙台市の・あきば・ひろゆき・さん

高知県高知市の・とだ・たけし・さん

群馬県まえばし市の・やない・やすし・さん

群馬県たかさき市の・こばやし・しげひこ・さん

埼玉県ふじみ市の・やまざき・ふみひこ・さん

神奈川県ざま市の・みずうち・まさひろ・さん

埼玉県さやま市の・もりい・しんいちろう・さん

東京都せたがや区の・いけだ・こういち・さん

東京都しんじゅく区の・かとう・すぐる・さん

東京都おおた区の・くさなぎ・よしひろ・さん

神奈川県にのみや町の・せきもと・まさる・さん

神奈川県かいせい町の・かわせ・かずひさ・さん

長野県こまがね市の・きたむら・ただお・さん

長野県ながの市の・たかとう・ひでゆき・さん

岐阜県ぎふ市の・すずき・こういち・さん

岐阜県岐阜市の・いまお・よしひろ・さん

滋賀県 おおつ市の・なかこうじ・ かずお・さん

兵庫県こうべ市の・はらだ・りょうすけ・さん

兵庫県ひめじ市の・ラジオネームM4さん

和歌山県和歌山市の・くまやま・よしたか・さん

熊本県あまくさ市の・じょうやま・やすお・さん

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