13日午前、追悼式の後、ボー・グエン・ザップ将軍の柩を乗せた霊柩車は国家葬儀場を発ち、ハノイの幾つかのメインストリートを走って、ノイバイ国際空港に向かいました。
夜明けから、国旗で包まれた遺体を乗せたガラスの霊柩車が通過する12のメイン通りの両側には大勢のハノイ市民と遠方から来た住民は集まって、霊柩車を待っていました。搬送車が通過する時、住民たちは哀悼の意を表しながら、泣き出しました。
車がザップ将軍の邸宅に停まった時、通りの両側に列を作った住民たちは手を合わせるなどして、将軍の冥福を祈りました。
バーディン区に住むファム・バン・ラムさんは泣きながら、次のように話しています。
〔テープ〕
「私も他のベトナム人と同じようにザップ様を敬愛し、敬服しています。ここに来て、お悔やみの言葉を言いたいと思います。ザップ将軍と一緒に写真を撮ったことがあります。これは永遠に忘れられない記憶です。将軍のご冥福をお祈りいたします。」
一方、アメリカ帝国主義者との闘争にザップ将軍と出会ったことがある第308師団の復員軍人グエン・バン・アンさんは次のような感想を述べています。
(テープ)
「2回にわたり、ハノイに来て、ザップ将軍を見舞いました。今日は心が痛み、ザップ将軍のご逝去に対する哀悼の意を表したいと思います。おじいさん、お兄さん、同志が亡くなったような気がします。」
この数日、将軍の逝去を受け、青年ボランティア6千人あまりは将軍の弔問に訪れた住民を自発的に案内してきました。青年ボランティアの一人レ・クイン・チさんは次のように語りました。
(テープ)
「ザップ将軍を敬服しています。また、住民たちは皆、尊敬の意を表明しています。将軍の葬儀の開催にあたり、小さい貢献をすることができて、誇りと思っています。」
将軍の柩を乗せた飛行機VN103は10時26分、ノイバイ国際空港を離陸し、クァンビン省に向かいました。
同日午後、将軍のご遺体は到着し埋葬されました。