ビン国防次官、シャングリラ対話で演説

ベトナムのグェン・チー・ビン国防次官は2日シンガポールで開かれた第12回シャングリラ対話で演説を行いました。

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この演説は「国防分野での各国の協力の促進が地域の平和、安定、協力、発展の維持に原動力を作り出す」と強調しました。

ビン次官は「ベトナムは地域内の複雑な動きを懸念しながら、地域の全ての国の十分な認識及び統一的行動を呼びかけている。また、ベトナムは地域の国防、安全保障に関する協力活動に積極的に加盟すると同時に、あらゆる紛争の解決を目指す措置を主導的に提案し、1982年国連海洋条約に従うベトナム東部海域いわゆる南シナ海問題の長期的解決策に向けてDOC=行動宣言を厳格に遵守し、COC=行動規範の早期実施を支持している。正当な自衛権保護や、戦争被害克服、国の建設防衛促進を目指すベトナムは自国の軍隊を現代化させいる」と強調しました。

ビン次官はさらに、「近年、ベトナム海上救難活動を促進し、外国人多数を含む海上遭難者を救ってきた」と明らかにし、「ベトナムは海賊防止対策活動にも参加し、海賊11人を逮捕した。これは航海の安全保障確保にも寄与している」としました。「それに加えて、ベトナムはADMM+=ASEAN国防相拡大会議の専門家作業部会の主催者として、救難演習、軍医演習などに活動にも参加する」と明らかにしました。

演説の最後に、ビン次官は「ベトナムは各国の海軍、海上警察、国境警備部隊が協力を強化することや、各国の国防省間のホットラインを早期に設置することなどを望んでいる」と表明し、国防関係強化を訴えました。

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