両国は２００１年に戦略的パートナーシップを樹立しましたが、２０１２年に全面的な戦略的パートナーシップに格上げしました。

貿易協力活動に関して、ロシアはベトナムの伝統的輸出市場となっていますが、ベトナムとユーラシア経済連合の自由貿易協定が締結されてから、両国間の取引額が急増し、２０１８年に４５億７千万ドルに、２０１９年の第一四半期に１５億ドルに達しています。ロシアのコンスタンイン・ブヌコブベトナム大使は、「ベトナムとロシアは石油ガス分野で効果的に協力しているが、農業も重要な協力分野である」と明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「両国は、２０２０年をめどに両国間の取引額を１００億ドルにするという目標を設定しています。近年、両国間の貿易額の年平均増加率は20%に達しています。昨年、その金額は60億ドルを突破しました。つまり、われわれは目標に近づいています。両国の各地方間の効果的協力により、その目標値を上回る可能性もあります。」

なお、投資関係に関して、ロシアはベトナムで9億3200万ドル相当の123件の投資プロジェクトを、そして、ベトナムはロシアで30億ドル相当22件の投資プロジェクトを行っているということです。