医療保険法を改正することで、貧困下に置かれている人々や少数民族、貧しい地域の住民などの対象者は医療サービスをより容易に享受できるようになります。

医療保険を販売する機関

25日、ハノイで行われた2009年から2012期の医療保険政策、法律の実施状況と医療保険法改正案を討議する第6回会議で、国会社会問題委員会は全国民の診療治療を受けるという権利を確保するため、改正案には医療保険の強制加入が規定されると明らかにしました。

ホーチミン市選出のファム・カイン・フォン・ラン議員は次のように語りました。

（テープ）

「現行の医療保険政策を見ると、国民が自発的に加入できるような適切なものになっていないことがわかりました。その大きな原因は医療サービスが向上していないためです。これを抜本的に解決するには医療保険サービスの質に関する規定を補足すると同時に医療部門がこうしたサービスを提供できるよう、必要な条件を規定することを提案します。」