天皇皇后両陛下のベトナムご訪問、両国関係を深化させる


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天皇陛下を歓迎する式典

2日、日本の有力新聞はそろって天皇皇后両陛下のベトナムご訪問を伝えています。共同通信は「天皇陛下が昨年8月、退位の意向を強くにじませたビデオメッセージを公表して以来、初めての海外訪問。友好親善を深め、平和を願うベトナム公式訪問が始まった。陛下の退位を巡り、政府や国会が法整備に向けた議論を進める中での海外訪問は即位後、20回目。ハノイでは3月2日、第2次世界大戦後、現地に一時残りベトナム独立運動に加わった元日本兵の家族らと面会する機会も設けられた」と伝えました。

一方、NHKは「現在、ベトナムにとって、日本は最大の援助国であり、累積の投資額も2番目に多い国となっています。また、現地の日本商工会に加入している企業数は去年、1600社を超え、この10年で3倍に増えていて、東南アジアでは、日本の企業が最も多いタイに迫る勢いとなるなど、日本にとっても重要なパートナーとなっている。」と報じました。

一方、フランスのAFP通信、ロシアの スプートニク通信社は天皇、皇后両陛下のベトナムご訪問について伝えました。 日本現代歴史の専攻の静岡福祉大学の小田部 雄次(おたべ ゆうじ)教授はAFP通信のインタビューに答えた際、「天皇、皇后両陛下のベトナムのご訪問はベトナムと日本にとって深い意義を持っている。この訪問は両国関係を新しくするものとなる」と報じました。

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