1948年6月11日に、ホーチミン主席は、愛国競争を呼びかけ、全民族の愛国競争運動をスタートさせました。それ以来の愛国競争運動はベトナム人の道徳を示しており、祖国の建設防衛事業への適切な効果をもたらしてきました。

ホーチミン主席の思想に基づき、競争・顕彰は国の発展に繫がる原動力であり、日常的に推進されなければならないという事です。66年間にわたって、ベトナム全国では、複数の愛国競争運動が幅広く行なわれ、ベトナム革命の勝利をもたらしました。

かつての抗仏闘争と抗米抗戦における多くの大規模な愛国競争運動は国民各層の生産、労働、闘争を励んでいました。

2006年から2010年期の愛国共同大会

また、ドイモイ刷新時期に、国の工業化現代化事業の要求に適切・迅速に応えるために、各レベルの部門は様々な愛国競争運動を展開してきました。例えば、「全国民が団結して、文化的生活を作ろう」という運動や「生産・経営における優れた農民」、「恩に報いる運動」、「愛するホアンサ、チュオンサ両群島のため」などです。これらの運動は経済社会発展の任務を成功させる重要な役割を持っています。

ベトナムは国の工業化現代化事業及び世界経済への参入時期に入っています。そこで、今日の愛国競争運動は多岐にわたり多くの形式を通して実現されています。その中でも、重要なのは経済社会と党の建設などあらゆる分野におけるホーチミン主席の道徳を見習うという運動です。

その他、ベトナムでは科学技術の開発、科学技術分野における創造能力の向上などに関する愛国競争運動も行なわれています。それらは、国の工業化現代化事業の推進、経済発展、国民生活の改善に繋ぐ重要な要素であると見なされています。

注目すべきことは愛国競争運動は全国各地で幅広く実現され、国民各層の参加を受けたということです。

愛国競争は政治、経済、社会、安全保障、国防などの任務を全うする重要な要素であり、経済社会の発展に寄与していくことでしょう。