フック首相、日本の大手企業の代表と会見

(VOVWORLD) - 大阪で開催中の主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)への出席を機に、28日午前、大阪でグエン・スアン・フック首相は日立、東芝、ダイキン、阪和、富士通など日本の大手企業およそ30社の指導部らと会合を行いました。

 

フック首相、日本の大手企業の代表と会見 - ảnh 1 写真提供:Vu Dung

 席上、フック首相は「これまで、ベトナムの社会的安定や高度成長が維持されている。これは外国人投資家に安心感を与え、ベトナムで長期的な事業を行うための重要な要素となっている」と強調しました。また、「ベトナムは世界経済への広範な参入を進めており、220の国・地域と外交関係を結んだほか、G20の15の加盟国とFTA自由貿易協定を締結した。今月30日、EU欧州連合とのFTA自由貿易協定を署名する」と明らかにしました。

さらに、フック首相は「日本は先進国でIT分野などで大きな潜在力がある複数の企業がある。ベトナム政府はIT企業をはじめ、日本企業に対し、ベトナムへの投資の強化を激励し、有利な条件を作り出し、投資家の権利を保護する」と強調しました。そして、日本企業がFTAのメリットの活用や投資経営環境の整備でベトナムを支援するよう希望を表明しました。一方、日本企業の代表はベトナムでの投資経営活動を拡大する意向があると表明し、ベトナムを重要な投資先の一つとみなしていると明らかにしました。

他方、同日午前、フック首相はベトナムの金融・銀行分野に進出した大きな投資家の一つである三井住友银行(SMBC)の宫田()孝一()会長と会見しました。会見で、宮田氏は「ベトナムに進出してから25年経った。三井住友銀行の資本は5億ドルにのぼり、外国銀行の中で最高となっている」と明らかにするとともに今後もベトナム政府、国家銀行の関心と支持を受け続けたいと表明しました。

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