中国国家主席、イタリアに到着 「一帯一路」巡り覚書締結へ

[ロイター] - 中国の習近平国家主席は21日、イタリアの首都ローマに到着しました。中国が提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」へのイタリアの参画に向けて、覚書を署名する見通しです。
中国国家主席、イタリアに到着 「一帯一路」巡り覚書締結へ - ảnh 1        (写真:AFP/TTXVN)

習主席は3日間の日程でイタリアに滞在します。22日にマッタレレッラ大統領と会談し、23日にコンテ首相と覚書に署名する予定です。その後、シチリア州の州都パレルモに向かいます。

習主席のイタリア訪問に合わせ、さまざまなセクターで最大70億ユーロ相当の30件以上の取引がまとまるとみられます。

イタリアが「一帯一路」参画に向けた覚書に署名すれば、主要7カ国(G7)からは初めてとなります。しかし覚書署名を巡っては、イタリアの連立政権内やアメリカなどからの反発もあり、アメリカ家安全保障会議(NSC)は、「中国の虚栄心のためのインフラプロジェクトに正当性」を与えないようイタリアに求めました。

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