ASEAN加盟24周年を記念するベトナム

(VOVWORLD) -この20年余りにわたり、ベトナムはASEANの主体的かつ積極的で、責任あるメンバーの一員となっています。

ベトナムのASEAN=東南アジア諸国連合への加盟は、2019年7月28日で24周年を迎えました。この20年余りにわたり、ベトナムはASEANの主体的かつ積極的で、責任あるメンバーの一員となっています。

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「タイは、ずっと前から、東南アジア地域にある他の国が加盟しなければASEANは十分ではないと認識していました。ベトナムのASEANへの加盟により、ASEAN地域は強固になり、発展のための多くの原動力を得ることが出来ると私は確信します。」

1995年にブルネイで開催されたベトナムのASEANへの加盟式典で、タイの外務大臣はこのように語りました。

国際参入プロセスにおける突破口

ASEAN加盟24周年を記念するベトナム - ảnh 1     チュン外務次官(中央)

ベトナムがASEANに加盟することは、国の国際参入プロセスにおける突破口であると見なされています。ベトナムのASEAN加盟決定について、ベトナム外務省のレ・ホアイ・チュン次官は次のように語りました。

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「ベトナムは、ドイモイ刷新過程に入り、経済社会発展を実現するために、平和と協力を初めとする最も有利な国際的条件を作り出す必要があることを認識しました。このことは、第6回と第7回党大会の決議、及び、政治局の第13号決議の中にも盛り込まれています。東南アジア地域諸国との友好協力関係を促進することは、その路線を遂行するための重要な役割を果たすからです。」

ASEAN加盟の直後、ベトナムは、カンボジア、ラオス、及び、ミャンマーなどASEANに加盟を積極的に働きかけました。現在、ベトナムは、ASEANの発展事業に大きく貢献した国の一つとなっています。ASEANの大きな相手国の一つであるニュージーランドのハイク・マニングベトナム大使は次のように述べています。

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「ベトナムは、ASEANの重要な一員であり、活発で繁栄したASEAN地域の構築に大きく貢献しています。ASEANは大国の関心を集めています。ニュージーランドは、ASEANとの戦略的なパートナーシップを樹立しており、この関係を重視しています。」

国際参入の促進と地位向上

ASEANへの加盟は、ベトナムに複数の重要でかつ適切な利益をもたらしてきました。例えば、国際に参入する能力を高め、国際基準を満たすための政策や法律の制定と完備を前向きに変化させたことです。特に、ASEAN内におけるベトナムの重要な役割は、ベトナムとASEAN地域外の相手国との二国関係の強化に寄与してきました。

ベトナムのブ・コアン元副首相は次のように語りました。

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「ベトナムのASEANへの加盟は、正しい決定であり、ベトナムに多くの利益をもたらしました。ベトナムはASEANと共に、世界の大国と肩を並べられるようになり、国際の重要な出来事に参加することができました。」

ベトナムは、2020年に、ASEANの輪番議長国を再び務めます。ASEAN地域が新たな発展段階へ進む背景の中で、ベトナムは、地域内の効果的な協力、及び、国際参入の促進に向けた公約を出すことになります。

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