アメリカ・イラン関係、緊張高まる

(VOVWORLD) - 先週、アメリカは引き続き、イランに圧力を強めていました。したがって、両国間の緊張が一段と高まりました。

特に、アメリカのトランプ大統領は、19日のツイッター投稿で、イランに対し、アメリカへの脅しをやめなければ壊滅的な結果に見舞われると警告しました。

トランプ大統領はツイートで、「イランが戦いを望むなら、イランの正式な終わりになるだろう」と述べ、「アメリカを二度と脅すな!」と付け加えました。これに先立ち、アメリカは、イランの「脅威」に備え、空母打撃群や、B52戦略爆撃機を中東に派遣しました。

また、アメリカ海軍の中東を管轄する第5艦隊は、「湾岸協力会議の加盟国がペルシャ湾の公海で18日からパトロールを強化した」と発表しました。イラン情勢緊張を受けた措置とみられ、第5艦隊は声明で、「GCC諸国は海上の安全保障のため、協力を強化している」としました。

一方、イラン革命防衛隊のサラミ司令官は、「イランは戦争を望んでいないが、衝突を恐れてもいない」と発言しました。ファルス通信によりますと、同司令官は、「最近の出来事により、敵の力の及ぶ範囲が明確になった」とも語りました。

こうした中、イランのザリーフ外務大臣は、イランとアメリカの間の緊張に関して、「イランとアメリカの間に戦争が起きないことを確信している」と述べました。しかし、この発言は、国際社会に安心感をもたらすことができません。現在、多くの国は、アメリカとイランの間で、衝突は発生する可能性が高いとし、深い懸念を表明しています。

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