リスナーと共におしゃべりタイム (8月15日)

(VOVWORLD) - リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽と共にお送りするおしゃべりタイムの時間です。

ゴック こんにちは、ゴックです。

アヤ こんにちは、アヤです。

ゴック タオさん、先ごろ、日本の「京セラ」グループの支援を受けて、ベトナム青少年代表団が日本訪問を行いましたね。

アヤ そうですね。この代表団は、ハノイ市、ハイフォン市、フンイエン省の中学校に在学中の2年生と3年生の合計12人で、7月30日から8月5日まで日本を訪れました。日本の世界遺産を見学するほか、日本の生徒たちと交流したり、日本人の家にホームステイしたりして日本文化を体験しました。

ゴック 京セラグループの代表は、これらの青少年を両国の懸け橋にしたいという目的で、ベトナム青少年代表団による日本訪問を行ったと明らかにしました。

アヤ 素晴らしいですね。近年、若者をはじめ両国国民の交流活動が様々な形で活発に行われていますが、京セラのやり方は少年たちにもチャンスを与える効果的なものですね。

ゴック そうですね。ほかの企業も同じ活動を行えば、交流が多様化されますね。では、お便りを紹介しましょうか。初めに、福岡県うきは市のわだ・よしあきさんからの7月30日受信のメールです。

― 中国の不法侵犯の問題は難しいですね。平和的に解決できたら、いいのですが。昨日だったと思いますが、竹ストローのお話がありました。日本では、昔の話になりますが、竹からおもちゃを作っていました。例えば、竹とんぼとか水鉄砲ですが。ベトナムでも竹からおもちゃを作ることがあるのでしょうか。

アヤ わださん、メールありがとうございます。ベトナムでも、竹から作ったおもちゃがたくさんありますよ。

ゴック 竹とんぼと水鉄砲はベトナムにもありますよ。それから、人形や、飛行機、自転車なども。これらは、ベトナムのと日本の文化面での類似点を示すものですね。

アヤ そうですね。私も幼い頃、竹とんぼが好きでしたよ。そして、最近、多くの企業は伝統的なおもちゃを作っていますね。

ゴック はい。これは子どもたちの教育にも役立つと思います。また、プラスチックごみにならないので、環境保護にとってもいいですね。

アヤ そうですね。続いて福島県こおりやま市のたかはし・ゆたかさんからのメールをご紹介します。

― こちら日本列島はすべての地域で梅雨が明け、夏本番となりました。今日のハノイの天気は30℃以下の気温とのこと、こちら埼玉では毎日35℃以上の気温に暑さが苦手な私は少々夏バテ気味です。またメコン川の水位が低下しているとのニュースがありましたが心配ですね。水はすべての生き物、動植物の源ですので、影響力が大です。異常気象の影響でしょうか。日本では夏バテ対策に「土用の丑の日の鰻」がよく食されますが、ベトナムにも夏バテ対策の食べ物などがありましたら番組で紹介ください。

ゴック たかはしさん、メールありがとうございます。メコン川の水位問題についてですが、気候変動による原因もあれば、人間による要素もあります。

アヤ そうですね。森林の乱伐や、上流での水力発電所の建設などもメコン川の水資源に悪影響を与えています。

ゴック さて、ベトナムの夏バテ対策についてですが、揚げ物や煮物などのあぶらっこい料理は少ししか食べません。

アヤ その代わりに、魚、カニ、貝、肉の酸味スープとか野菜、肉の茹でたものがよく食べられています。

ゴック そして、ベトナムには、「土用の丑の日」がありませんが、最近、日本の食文化の影響で、夏バテ対策として、ウナギを食べる人もいますね。

アヤ そうですね。私も大好きですよ(笑)。次に高知県、高知市のとだ・たけしさんからの7月4日消印のお便りです。とださん、お便りの紹介がかなり遅れて、ごめんなさいね。

- 6月29日の「リクエスト音楽」で紹介された民謡で「キンマの葉を招く」という曲がありましたが、この「キンマの葉」というのはどういった物でしょうか?日本では馴染みがないものだと思うので、どのような物か教えていただけないでしょうか?また、「キンマの葉を招く」はどのような内容の歌詞なのでしょうか?

リスナーと共におしゃべりタイム (8月15日) - ảnh 1

    ビンロウジュの実(左)とキンマの葉

ゴック とださん、お便りありがとうございます。とださんからのご質問についてですが、キンマ(蒟醤)とはベトナム語で、チャウ(Trau)というコショウ科の薬草のことです。

アヤ 日本にはありませんね。熱帯のアジア各地にあるようです。ベトナム以外に、中国、タイ、ミャンマー、インドなどです。

ゴック そうです。これはチャウ・カウ(Trau Cau)を噛むというベトナム人の習慣に関わるものです。

アヤ チャウカウは今からおよそ数千年前に存在したベトナム建国の王「フン王」の時代から使われていたと言われていますね。

ゴック そうです。日常生活ではほとんどなくなってきているのが現状ですが、冠婚葬祭ではチャウカウは欠かせません。Trauは以上ですが、Cau(カウ)はビンロウジュというヤシ科の植物を指します。この習慣を紹介する記事はこの日本語放送のHPにも掲載されましたね。

アヤ そうですね。ええと、2016年3月27日付の「ハノイ便り」コーナーに掲載された「ベトナムのチャウカウ」という記事です。とださん、アクセスしてみてくださいね。

リスナーと共におしゃべりタイム (8月15日) - ảnh 2 ビンロウジュの実とキンマの葉から作られたチャウ・カウ

ゴック さて、「キンマの葉を招く」という曲の歌詞についてですが、これが長くて、この番組内で詳しく翻訳できません。簡単に説明すると、これはある娘が自分の好きな人に深い愛情を表すものです。

アヤ そうですね。今週もたくさんの方からお便り、メッセージを頂きました。ありがとうございます。最後に、お名前だけでもご紹介いたします。

・     群馬県しぶかわ市の・すずき・よしかず・さん

・     埼玉県みよし町の・すずき・ゆき・さん

・     埼玉県さやま市の・もりい・しんいちろう・さん

・     東京都いたばし区の・たかぶち・よしひこ・さん

・     東京都あだち区の・あいかわ・おさむ・さん

・     東京都としま区の・おがさわら たかし・さん

・     東京都しながわ区のひろおか・あつし・さん

・     神奈川県やまと市の・さかぐち・しょうこ・さん

・     神奈川県かわさき市の・おいかわ・かずあき・さん

・     岐阜県みの市の・ひらの・せいいち・さん

・     愛知県名古屋市の・はっとり・たつあき・さん

・     兵庫県ひめじ市の・ラジオネームM4さん

・     山口県しゅうなん市の・やまがみ・たつや・さん

・     長崎県長崎市の・ふるかわ・はやと・さん

・     インドのSiddhartha Bhattacharjeeさん

・     ブラジルの Fabio Jose Da Silvaさん

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