リスナーと共におしゃべりタイム (9月27日)

(VOVWORLD) -  リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽と共にお送りするおしゃべりタイムの時間です。

ゴック こんにちは、ゴックです。

アン こんにちは、アンです。

ゴック アンさん、先週、今年の「各民族間の平和・友好のため」という友好勲章の授章式が行われましたね。

アン そうですね。これは、高貴な勲章であり、ベトナムと各国との友好、団結、相互理解、協力の強化に多大に貢献する人物をたたえるものです。

リスナーと共におしゃべりタイム (9月27日) - ảnh 1      2018年の友好勲章を受章した小松さん

ゴック 今年は、この日本語放送の小松みゆきさんも受章しましたが、これは小松さんはもちろん、この日本語放送にとっても喜ばしいことであり、かつ栄誉ですね。

アン そうですね。小松さんは26年間にわたりベトナムに滞在してきましたが、日本語を教える他、この日本語放送で仕事をしています。

ゴック 特に、小松さんはベトナムにおける日本人の生活を物語る「ベトナムの風に吹かれて」という映画の原作者でもあります。また、第二次世界大戦後ベトナムに残った「残留日本兵」とその家族の存在を日本の人々に紹介しましたね。 

アン 両国関係の強化に対する小松さんの取り組みは人文的意義があるだけでなく、ベトナムの国土と人々に対する愛着を示していますね。

ゴック 小松さんは、「まだまだ、これからも、頑張っていく」と話していましたね。では、お便りを紹介しましょうか。初めに東京都おおた区のみわ・とくひろ・さんからのメールです。

― 私がまだ幼いころ、テレビではベトナム戦争の生々しい報道映像が流されていました。枯葉剤が滝の様にまかれている映像、ナパーム弾が雨の様に投下されている映像、火炎放射器で村を焼き払う映像など、その時に何が論じられていたかは覚えていないが、その時に覚えた感情は、50年あまりの時が過ぎようとしているが、あまりに印象が強く、今でもWEBなどで資料映像などをみると鮮明に当時の怖かった思いなどがよみがえります。あの時に行われていた戦争の後遺症によって、いまだに苦しまれている方がこれほどまでに多いことに心が痛みます。技術が進歩した現在であっても、枯れ葉剤の被害者の方々の苦痛を取り除くことが出来ずにいる。せめても心から「痛みと苦しみを分かち合い」、少し の支援することに努めるしか出来ることがないということが残念でなりません。最近、日本の企業がダイオキシン除去のプラントを作り、来年から土壌洗浄の試験を行う報道を見て、大きな成果を得られることを強く望んでいます。枯れ葉剤の被害に貢献できれば、日本人としてはぜひ応援したい事業です。日本ではなかなか報道されにくい取り組みですので、VOVで今後の経過など報じていただけるとうれしいです。

アン みわさん、メールありがとうございます。みわさんのメールを拝見し、感動しています。みわさんは枯葉剤被害をはじめ、ベトナム戦争の後遺症を理解・共感していますね。

ゴック はい。暖かいお気持ちを持つみわさんのような方が一緒に努力すれば、被害者の痛みを癒すことができますね。

アン みわさん、このメールをベトナム語に翻訳して、ベトナム枯葉剤被害者協会に送ります。皆は感動すると信じています。次に岡山県たまの市のふじわら・だいきさんからのお便りです。

― いつも受信報告だけですので、今回は質問を書き添えさせて頂きます。Yahooニュースに「WHO=世界保健機関がゲーム依存(GamingDisorder)を疾病分類に登録した」というトップ記事が載りました。これにより、ゲーム依存・障害に対する治療法の研究が進むとも期待されています。思えば、日本はSONYや、Nintendo(任天堂)など、ゲームの発信国でもありますが、子供のゲーム熱への熱中は問題視されることがあります。ベトナムでは似たような問題は起こっていますか?また、行政として何か対策は行なわれていますか。WHOが先週、ICD=国際疾病分類の改訂版を発表しました。30年振りの大改定になります。我が国日本でもこの国際疾病分類が活用されており、国が行う死因統計だけでなく、各医療機関が国に提出する疾病情報などにも用いられています。ベトナムにはこのICDを扱う専門職や、行政や医療機関にて医療に関する統計を担う専門職、専門部署などはありますか。

ゴック ふじわらさん、お便りありがとうございます。ふじわらさんからのご質問についてですが、ベトナムでも同じ問題があります。近年、「ゲーム中毒」という言葉が出ています。そして、中毒者数は増えています。

アン 教育部門や、医療部門は色々な防止対策をとっています。また、各家族もこれを重視し、子どもをゲームの被害から守るために取り組んでいます。

ゴック さて、ベトナムでも、ICDを扱う機関があります。保健省に所属しています。続いて東京都品川区の弘岡・篤さんからのメールをご紹介します。

― 先日、NHK World Radio Japanの英語版を聞いた所、ベトナムや、インドネシアで、日本の「よさこい踊り」が人気だと伝えていました。よさこい踊りは日本の高知県で毎年8月に開催されるよさこい踊りで披露される踊りです。私はその本場高知県の出身。それがベトナムで人気と聞いてうれしくなりました。ベトナムにおけるよさこい踊りの普及の状況を教えてください。日本語課の方で体験された方はいらっしゃいますか?

アン 弘岡さん、メールありがとうございます。ベトナムでは、特に、若者の間には、よさこいが大人気です。

リスナーと共におしゃべりタイム (9月27日) - ảnh 2         ハノイで披露されたよさこい踊り

ゴック そうですね。日本語を教える学校や、日本との協力関係のある学校のほとんどは「よさこいクラブ」があります。近年、日本に関連する活動や、イベントなどで、よさこいパフォーマンスがよく披露されますが、参加者の大多数はベトナム人です。

アン これは集団活動にとって最適ですね。私も大体10年前、体験したことがあります。でも、とっても下手でした(笑)。で、ゴックさんは?

ゴック 動作が激しいダンスですようね。私は見るだけで十分楽しいので、遠慮しておきます(笑)。

アン 確かに。でも、ぜひ、1度やってみてください。続いて、神奈川県川崎市のおいかわ・かずあきさんからのメールです。

― ベトナムの声放送日本語課の皆様こんにちは。今日の「おしゃべりタイム」で、ベトナムの喫煙事情に関する質問を取り上げて下さり、どうもありがとうございました。他のリスナーのお便りで、ベトナムのコーヒーゼリーについての質問がありましたが、ベトナムでもコーヒーゼリーの人気が高いのですね。日本で、ベトナムコーヒーで作るゼリーが商品化されたら、好評を受けるのではないかと感じています。

ゴック 及川さん、メールありがとうございます。ベトナムのコーヒーゼリーは本当に美味しいので、チャンスがありましたら、是非、味わってみてくださいね。

アン ところで、及川さんの原稿は、9月9日の「日越国交樹立45周年」のコーナーで放送されましたよ。聞きましたか。また、この日本語放送のHPにも掲載されています。アクセス回数はとても高くて、トップに立ったときもありました。

ゴック 今週もたくさんの方からメッセージを頂きました。ありがとうございます。最後に、お名前だけでもご紹介いたします。

・     北海道札幌市の・あべ・まこと・さん

・     北海道あさひかわ市の・たけい・あきら・さん

・     群馬県おおた市の・ますだ・まさみ・さん

・     埼玉県ふじみ市の・やまざき・ふみひこ・さん

・     千葉県いちかわ市の・やまだ・まさはる・さん

・     東京都ふちゅう市の・かとう・ひさし・さん

・     東京都ふちゅう市の・さえき・よしのり・さん

・     東京都ひがしくるめ市の・ほそや・まさお・さん

・     東京都あだち区の・あいかわ・おさむ・さん

・     東京都たいとう区の・うえたけ・あつお・さん

・     神奈川県よこはま市の・てしがわら・ひでひこ・さん

・     神奈川県、いせはら市の・なかむら・たかよし・さん

・     神奈川県にのみや町の・せきもと・まさる・さん

・     新潟県新潟市の・いしぐろ・たかし・さん

・     新潟県新潟市の・わたなべ・なおや・さん

・     長野県こまがね市の・きたむら・ただお・さん

・     長野県長野市の・はま・まさひこ・さん

・     *愛知県、豊田市の・よしえ・くにひさ・さん

・     愛知県とうごう町の・たき・かずひと・さん

・     三重県四日市市の・あさの・よしたか・さん

・     滋賀県 おおつ市の・なかこうじ・ かずお・さん

・     大阪府ひらかた市の・やすなが・まさと・さん

・     奈良県奈良市の・まつい・ひろゆき・さん

・     岡山県岡山市の・つちだ・かずなり・さん

・     広島県広島市の・みやけ・ひでみつ・さん

・     香川県たかまつ市の・たからだ・しげき・さん

・     高知県高知市の・とだ・たけし・さん

・     福岡県おかがき町の・ほかむら・ふみと・さん

・     長崎県長崎市の・ふるかわ・はやと・さん

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