ASEANに関するシンポジウム

(VOVWORLD) - これは、ベトナムがASEAN輪番議長国を務める2020年の準備作業の一環です。
ASEANに関するシンポジウム - ảnh 1        シンポジウムの様子

19日、ハノイで、「ASEAN共同体:特徴と中心的役割」をテーマにしたシンポジウムが行われ、国内外の有職者や、専門家、研究者ら多数が参加しました。席上、参加者らは、設立以来この50年以上に収められてきたASEANの多大な成果を振り返ったうえで、「世界情勢が複雑に推移している中、ASEANの役割は日増しに高まっている」と強調しました。

グエン・バン・タオ外務大臣補佐官は次のように語りました。

(テープ)

「このような背景の中で、ASEANの特徴の再確認や、中心的な役割の向上は重要な任務となっています。これらの任務遂行のために、加盟諸国間の連携や、それぞれの国の各機関間の協力を強化する必要があります。これはASEANの輪番議長国の任務でもあります。」

一方、インドネシアのマルティ・ナタレガワ元外務大臣は、「世界情勢が複雑かつ迅速に推移していることから、加盟諸国は警戒心を高める必要がある」との見方を示し、次のように語りました。

(テープ)

「ASEANは、地域問題を処理するとき、これまで適用されてきた体制を引き続き維持していく必要があります。また、伝統的な模範の変化に従って、ASEANの貢献も変化します。」

また、参加者らは、ASEANのチャンスと試練、域外諸国との関係強化策などについても意見交換をしました。

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