イラン核協議、一定の進展


核開発問題の最終合意に向けた交渉期限が来月下旬に迫るなか、オーストリアのウィーンでは、イランとEU=欧州連合、それにアメリカが外相級の協議を行うなど、妥協点を探るイランと欧米側との話し合い連続的に行われました。

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イラン核交渉団

今回の協議について、イランのザリーフ外相はイランのメディアに対し、「非常に難しく厳しい交渉だったが、どんな問題があるのかではなく、解決策について話し合った」と述べ、欧米との協議で一定の進展があったと強調しました。

そのうえで、3~4週間後に再び、EUやアメリカと外相級の協議を行うとの見通しを示し、交渉期限までの最終合意の実現に強い意欲を示しました。

一方、EUのマイケル・マン報道官は「隔たりを埋める作業に懸命に取り組んでいる」と述べ、欧米側としても期限内の合意に向けあらゆる努力を続ける考えを示しました。

 

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