インドのバジパイ元首相死去 93歳

【AFP】インド首相を3期務めたアタル・ビハリ・バジパイ氏が16日、死去しました。93歳でした。
インドのバジパイ元首相死去 93歳 - ảnh 1      (写真:AFP/TTXVN)

同国のナレンドラ・モディ首相はツイッター上で、バジパイ氏の死は「埋め合わせようのない喪失だ」と述べ、哀悼の意を表明しました。偉大な政治家として尊敬を集める故人をしのぶ声が、政治的立場を超えて数多く寄せられています。

バジパイ氏は何年も前から体調を崩していましたが、ここ数日で容体が急速に悪化し、医師が生命維持措置を施していました。

元ジャーナリストで詩人でもあったバジパイ氏は、1990年代に半世紀を超える政治家人生の最盛期を迎え、その雄弁な演説で国内各地での集会に数万人の聴衆を集めました。

 バジパイ政権は1998年、核実験を成功させた後、核保有を宣言しました。西側諸国から制裁を招きました。また、最大の対立国である隣国パキスタンもインドの実験に核実験で応じ、南アジア地域で核紛争の懸念が高まりました。

バジパイ氏は2004年の下院選で国民会議派に敗れ、マンモハン・シン氏に首相の座を譲りました。

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