ガザ休戦交渉再開、ハマスが修正案提示

(VOVWORLD) - パレスチナ自治区ガザで続くイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘の休止に向けた交渉が7日、エジプトのカイロで再開されました。アメリカはハマスが示した修正案で双方の溝が埋まるとの楽観的な見方を示しました。
ガザ休戦交渉再開、ハマスが修正案提示 - ảnh 12024年5月6日、ガザ南部ラファで、イスラエル軍の攻撃を受けて立ち上る煙(写真提供:AFP/TTXVN)

エジプトの関係者によりますと、7日の協議にはハマスとイスラエルのほか、仲介役を務めるアメリカ、エジプト、カタールの代表団が参加し、交渉再開に前向きな姿勢を示しました。8日も協議を継続する予定です。

ハマスは6日、仲介国の休戦案を受け入れると発表しましたが、イスラエルは受け入れられない要素が含まれるとし、合意に至っていないと述べました。

ホワイトハウスのカービー報道官は7日、ハマスが修正案を提示したと述べ、新たな文言は残りの溝を「確実に埋められること」を示唆していると述べましたが、詳細には言及しませんでした。

ハマスはさらなる人質解放には恒久的な停戦での合意が必要だとしており、イスラエルは一時的な停戦のみを協議する姿勢を示しています。

一方、イスラエル軍は7日、ガザ南部にあるラファ検問所のパレスチナ側を掌握し、特殊部隊が一帯を精査していると発表しました。同検問所はエジプトとの境界に接しています。(ロイター)

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