ソン外相:「ベトナムは常に人々を開発の中心に置く」

(VOVWORLD) - ソン外相は、ベトナムがどんな犠牲を払っても成長を追求するのではなく、常に人々を開発の中心、主体、目標に置くことを強調しました。

VOVパリ支局によりますと、岸田文雄首相、およびOECD経済協力開発機構のマティアス・コーマン事務総長の招きに応え、2日と3日の両日、フランス・パリで、ブイ・タイン・ソン外相はOECD閣僚理事会(MCM)に出席しました。今年のMCMのテーマは、「変化の流れの共創: 持続可能で包摂的な成長に向けた客観的で高い信頼性に裏づけられたグローバルな議論の先導」です。

ソン外相:「ベトナムは常に人々を開発の中心に置く」 - ảnh 1ブイ・タイン・ソン外相(写真提供:Anh Tuấn/VOV)

開会セッションで、ソン外相は、2022年から2025年までのOECD東南アジア地域プログラム(SEARP)の議長国としてのベトナムの発展方向を共有するとともに、ベトナムがどんな犠牲を払っても成長を追求するのではなく、常に人々を開発の中心、主体、目標に置くことを強調しました。

ソン外相は、「OECDが国際協力を促進する先頭に立つべきであり、グリーン移行とデジタルトランスフォーメーションの動向を活用して、イノベーション、AI=人工知能、公平なエネルギー転換の分野に焦点を当て、創造的なグローバルエコシステムを構築する必要がある」と提案しました。また、経験を共有し、各国が人間の潜在能力を最大限に発揮し、成長の原動力を生み出し、包摂的な成長を促進するメカニズムを構築する必要もあるとしています。

さらに、OECDが加盟国に対し、OECDの非加盟諸国が戦略的な突破口を切り開くため、財政的、技術的支援を提供することを促進するよう要請しました。

同日、ブイ・タイン・ソン外相はOECD東南アジア地域プログラムの10周年記念式典に出席したほか、炭素削減アプローチに関する包摂的フォーラム(IFCMA)の閣僚対話や、生成AIに関するサイドイベントなどに参加しました。

ご感想

他の情報