(VOVWORLD) - 3月11日、ハイチを含むカリブ海地域の共同体である「カリブ共同体」(カリコム)は緊急会合を開催し、暫定政権の樹立や選挙実施に向けた対応を協議するための評議会を設置することを決定しました。
3月21日、ハイチの首都ポルトープランスでパトロールする警察官=AFP/TTXVN |
ハイチでは治安が極度に悪化しています。その中、12日には政権移行に向けた評議会が設立されました。武装したギャングが首都ポルトープランスの8割を支配する異常な状況下で、政治の安定と治安改善を目指して新首相や内閣の人選が進められる見通しです。この情報は、AP通信などが報じました。
3月11日、ハイチを含むカリブ海地域の共同体である「カリブ共同体」(カリコム)は緊急会合を開催し、暫定政権の樹立や選挙実施に向けた対応を協議するための評議会を設置することを決定しました。この日、アンリ首相は追い込まれる形で辞意を表明しました。
評議会はすぐに設置される見通しだったが、候補者へのギャングからの脅迫や政党間の意見の相違などがあり、人選が進まない状況です。(共同通信)