(VOVWORLD) - 9日午後、ハノイで、ブイ・タイン・ソン外相はベトナムを訪問中のバチカン市国の外務長官を務めるポール・リチャード・ギャラガー大司教と会見しました。
写真提供: 外務省 |
席上、ソン外相は「ベトナム国家は一貫して国民の信教の自由権の確保政策を実施している。また、ベトナムは民族大団結を尊重し、宗教を国の建設発展事業に貢献するリソースの一つと見なしている」と強調しました。
また、「カトリック教をはじめ、あらゆる宗教の憲法と法律に従う活動に好ましい条件を提示している」と明らかにし、ベトナムのカトリックコミュニティが社会生活にカトリック教の良い道徳的価値観を発揮し、国の繁栄に積極的に貢献するよう希望を表明しました。
さらに、ベトナム外務省と関係省庁はバチカン市国のベトナム常駐事務所が使命を全うし、ベトナムとバチカン市国の関係の強化に貢献できるよう、便宜を図ると確約しました。
一方、ギャラガー氏はベトナムのカトリック教会の発展に喜びの意を表明するとともに、今後も、ベトナムのカトリックコミュニティがベトナムの発展事業にさらなる貢献をしていくとの確信を表明しました。また、双方の協力、とりわけ会合や交流、対話を促進することで一致しました。