ベトナム東部海域問題解決に向けたASEANの架け橋の役割

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ASEAN外相非公開会議に参加するASEAN諸国の団長=Xuân Vịnh-TTXVN 

先ごろ、フランスのモンペリエ第3 ポール・ヴァレリー大学は、ベトナム東部海域、いわゆる南シナ海の情勢に関するシンポジウムを開催しました。

席上、フランス人学者のソフィエ・ボーセアウ・ド・ロッシェさんは「ベトナム東部海域における紛争には、常に、多くの衝突を引き起こす恐れがある敏感で複雑な状態が潜伏している。しかし、ASEAN=東南アジア諸国連合がアメリカとの現行の関係を維持すれば、ASEANの団結は中国にとって真の試練である可能性がある」と強調しました。また、今後のシナリオについて、ロッシェさんは「ベトナム東部海域での現状はそのまま維持される可能性が高いですが、共通利益の管理に向けた規制をとる必要がある」との見解を明らかにしました。

一方、IRSEM=フランス軍事学校戦略研究所のベノワ・ド・トレグロデ氏は「関連各国は、航行分野での協力について考えると共に、中国などとの相互信頼関係を探る必要がある」と語りました。

さらに、多くの参加者は「ASEANは地域や中国との関係において、アメリカ、または欧州と結びつける役割を果たす可能性がある」と強調しました。

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