２５日、パリで、ベトナム・フランス高級経済対話の第４回会議が行われました。

会議の開幕式で、フランスのマティアス・フェクル貿易・観光振興・在外フランス人担当大臣は挨拶をし、その中で、今回の会議は、９月の初めに予定されているフランスのオランド大統領のベトナム訪問を前に行われたもので、重要な意義を持つと強調しました。フェクル大臣は次のように語りました。
 （テープ）

「昨年、ベトナムの経済成長率は７％で、ダイナミックに発展している国です。ベトナムは多くの国と経済連携を目指す合意や協定を締結し、世界経済への参入を進めています。昨年、フランスとベトナムの貿易総額は５６億ユーロに達し、前年と比べ４３％増ともなりましたが、両国の経済関係はさらに発展する余地が大きいと思います。オランド大統領によるベトナム訪問は、具体的な協力プロジェクトと合意し、両国の経済協力を一段と拡大させることでしょう。」

一方、ベトナム計画投資省のグエン・テ・フォン次官は、フランスとの経済協力をさらに拡大する決意を示しました。

会議で、双方は、ハノイ市内の鉄道建設プロジェクトや、南部カントー市総合病院の設備提供プロジェクトなどについて意見交換をしました。また、両国の通商・投資関係を拡大するために、連携を強化することで一致しました。