中部住民の支援運動を開始

18日午前、ハノイで、グエン・スアン・フック首相は、台風・洪水に襲われた中部各省の住民を支援する運動を開始しました。


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フック首相は、この間、発生した台風・洪水は中部各省の住民に大きな人的・物的被害を与えたと強調すると共に、各団体、個人に台風・洪水による中部各省の被災者を支援するよう呼びかけました。フック首相は次のように話しています。

 (テープ)

「政府を代表として、国内外の各団体、個人に対し、中部の被災地の住民と困難を分かち合うことを要請します。また、各団体、組織、個人に対して、義捐金をつのるよう求めます」

18日、ハノイにある国立放送センターで、VOV=ベトナムの声放送局は「愛する中部のため」という募金運動を開始しました。式典で、VOVのグェン・テー・キー総裁は「VOVの幹部や職員に対し、洪水の被害を受けている中部の住民を支援するよう」呼びかけ、次のように語りました。

(テープ)

「現時点で、政府と共に、社会全体の支援は非常に重要な意義を持っています。ジャーナリストである我々は洪水被害者と共感しあわなければなりません。この運動が効果的に実施されるようにVOVの各放送番組はこの支援運動を早期に幅広く宣伝するよう求めます」

開始式で、VOVのそれぞれの幹部、職員は少なくとも1日分の給料を支援しました。

18日、全国各地にある各部門や地方は中部の洪水被災者を支援する運動を開始しました。ベトナム赤十字協会中央委員会は国立人道電子情報ポータルと協力して、「洪水被災地の住民のため」というメッセージを送ることで義捐金を送るというプログラムを実施しています。

なお、先ごろの大雨に伴う洪水による死者は35人、行方不明者は4人に上り、12万以上の家屋や道路が破壊され、クアンビン省とハーティン省をはじめ、被災地の住民の生活は困難に陥っています。他方、天気予報によりますと、まもなく台風7号(国際名サリカ)がベトナムに上陸するとしています。

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