各地方、台風予防対策を進める

(VOVWORLD) - 気象局によりますと、フィリピンのミンダナオ島の東で発生した台風「テンビン」が25日午後、南部沿海バーリアブンタウ省から最南端のカマウ省一帯に上陸します。
各地方、台風予防対策を進める - ảnh 1

これを受け、各地方は、沖合いで活動中の船舶や、危険な地域の住民の避難に力を入れるなどして、予防対策を積極的に進めています。南部ベンチェ省は、2万2000人を安全な場所に避難させました。

また、民家や、公共施設の補強や、食品・食糧・飲料水の備蓄も行われています。同省のビンダイ県の住民マイ・ティ・テさんは次のように明らかにしています。

(テープ The)

「台風の情報を受け、予防対策をしています。インスタントヌードルを備蓄するほか、ヘルメットや、レインコートも用意しました。台風が来ても安心。」

現時点まで、南部沿海各地方の当局者は沿海で活動中の船舶にこの台風に関する情報を提供し、安全な場所に避難するよう要請しています。特に、台風「テンビン」が直撃すると予測されるコンダオ島ではその予防対策が周到に進められています。

同島に駐屯する軍部隊や、公安部隊は、島民の生命と財産の安全確保のために全力を尽くす決意です。島民の1人ダン・レ・ホンさんは次のように話しています。

(テープ)

「地元の幹部らが家にやってきて、避難するよう働きかけましたよ。年をとっているので、万が一のことを考えて、屋根がが飛ぶと危ないので、避難所に行きます。」

コンダオ島の国境警備部隊も台風予防対策や、島民・船舶の安全保障のための活動を積極的に進めています。

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