4日、ジュネーブの国連欧州本部やWTO＝世界貿易機関などに常駐するベトナム代表団は、祝賀レセプションを行ないました。席上、挨拶に立ったベトナム代表団団長のズオン・チ・ズン大使は「ベトナムは世界各国と強固で多様な外交関係の設立に取り組んでいる。現在、ベトナムは60あまりの国際組織に参加しており、国際場裏で積極的な役割を果たしている」と強調しました。

また、「着実な平和のためのパートナー」という精神でベトナムは2020年～2021年期の国連安全保障理事会非常任理事国に立候補した」と明らかにするとともに、各国の支持を呼びかけました。

他方、在チリベトナム大使館は首都サンティアゴ・デ・チレで記念式典を行い、チリのエドゥアルド・フレイ・ルイス＝タグレ元大統領が列席しました。この席で、ベトナムのグエン・ゴック・ソン大使は73年前の9月2日の独立宣言の意義を強調するとともに、両国関係の重要な節目を振り返りました。また、両国には再生エネルギー、農業、鉱山開拓、通信、教育、科学技術分野での協力を強化する余地が大きいとの見解を示しました。

こうした中、4日、アルジェリア駐在ベトナム大使館は独立73周年を記念する式典を行いました。式典でファム・クォク・チュ大使は73年間にわたるベトナムの建設発展事業を振り返るとともにこれまでベトナムに寄せられてきたアルジェリアと国際友人の支援と支持に感謝しました。