国王と皇太子が遺族に弔意=サウジ記者死亡

【カイロ時事】サウジアラビアのサルマン国王とムハンマド皇太子は、トルコにあるサウジ総領事館で死亡した著名記者ジャマル・カショギ氏の遺族に電話し、弔意を示しました。

国営通信が22日伝えました。遺族は謝意を述べたといいます。
カショギ氏はサウジ人容疑者に計画的に殺害されたとの見方が強まっていますが、サウジ検察は「口論と殴り合いの末に死亡した」と発表し、意図的な殺害の疑惑を否定しています。サウジでほぼ全権を掌握するムハンマド皇太子の事件関与の有無に注目が集まる中で、哀悼の意を表することで王室への疑惑の目をそらす狙いもあるとみられます。

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