IPUと国連の定例陳述会に出席するベトナム代表団＝ Nguyễn Hữu Hoàng/TTXVN

14日午後、ニューヨークの国連本部で、同国を訪問中のベトナムのトン・ティ・フォン国会副議長は、マリア・ルイザ・リベイロ・ビオッティ国連事務総長官房長と話し合いました。

席上、フォン副議長は、ベトナムにおける経済や政治の状況を通知した上で、「ドイモイ刷新事業を実施して以来30年あまり経ちましたが、ベトナムは全面的かつ多大な成果を収めてきた。これらの成果は歴史的な意義を持っており、国民生活の好転に寄与してきた。

また、経済成長がかなり高いレベルになり、対外関係が拡大されるなど、国際場裏におけるベトナムの地位が日々高まるようになった」と明らかにしました。この機に、リベイロ・ビオッティ女史を通して、フォン副議長は、今年中、特に、ベトナム主宰によるAPEC＝アジア太平洋経済協力首脳会議、及びベトナムの国連への加盟40周年を記念するにあたり、アントニオ・グテレス国連事務総長をベトナム訪問に招きました。

一方、リベイロ・ビオッティ国連事務総長官房長は、国連の諸活動におけるベトナムの役割を高く評価した上で、「ベトナムは地域内において最もダイナミックな経済発展を遂げた国の一つである。ベトナムは、持続可能な開発のための2030アジェンダの現実化プロセスの遂行に積極的に寄与してきた」と強調しました。