（写真：AFP/TTXVN）

首相は拉致被害者の家族と１９日に面会したことを説明し、拉致問題での日本の立場を朝鮮民主主義人民共和国の金正恩朝鮮労働党委員長に直接伝えるよう要請しました。トランプ氏は「首相がいかに拉致問題を重視しているかがよく理解できた。だから私も拉致問題を重視する」と応じました。
首相はトランプ氏から米朝交渉の現状について説明を受けたとみられ、今後の方針を擦り合わせました。首相は会談後、首相公邸で記者団に対し「この（米朝首脳）会談が核、ミサイル、そして重要な拉致問題の解決に結び付き、東アジアの平和と安定につながっていくことを強く期待している」と述べました。
両首脳は米朝首脳会談後に再び電話会談することで一致しました。５月２６～２８日を軸とするトランプ氏の来日日程について具体的な調整に入ることも申し合わせました。