文化・スポーツニュース


まず文化ニュースをお伝えします。

*  23日から28日にかけての6日間、北部フート省で、ベトナム建国の祖フン王を祭る祭りが行われます。この大規模な祭りに向けて、先週、フン王の父とされるラクロンクァン(LacLongQuan) とフン王の母の神社に線香を手向ける儀式が行なわれました。この式典に参列した参拝客、グェンディロアンさんは次のように語りました

(テープ)

「毎年、フン王の神社を訪れています。ベトナムの公民である私は常に民族の祖先の恩を忘れたことがありません。フン王の神社は愛国心と英雄国の良き伝統の価値を保存するものであり、国の平和を願う場所でもあります」

この祭りを機に、世界の無形文化遺産として認定された「フン王を祭る信仰」をテーマにした写真展が開かれ、「フン王を祀る信仰」に関する200点の写真、資料が展示される予定です。

*  先週、4月30日のベトナム南部解放40周年を記念する諸活動が活発に行なわれました。ホーチミン市では、戦争中に活躍したアーティストによる懇親会が行なわれました。懇親会でホーチミン市党委員会のレタインハイ委員長は抗米救国闘争期におけるこれらのアーティストの貢献を高く評価するとともに、現在の国の建設防衛事業に対する彼らの貢献の継続への希望を表明しました。

一方、ホーチミン市の美術博物館で、「40年の印象」という美術展示会が開かれおり、200点の美術作品が展示されています。

また、ハノイで、ベトナム復員軍人と通信社の共催により、「1975年の春、勝利の歌」という作文コンクールの授賞式が行なわれました。今回、1975年のホーチミン作戦に参戦したグェンバンホン元大佐の執筆による「草花、その日と今」という作品が一等賞に輝きました。

更に先週、ハノイで、「国の統一の歌」という芸術公演が行われ、1975年の勝利とホーチミン主席の功労を讃える多くの歌、サーカス、踊りが披露されました。ベトナム復員軍人協会のグェンヒュザイ副会長は次のように語りました

(テープ)

「ベトナム若い世代は先輩の業績を誇りに思い、民族の良き伝統を受け継ぐよう希望しています。若い世代は国を豊かにするため、学習と道徳面での心身練磨を行なう必要があります」


次にスポーツニュースです。

*  16日から22日まで、ハノイで、弓道選手権大会2015が閉幕し、6つの国家レベルの記録が破られました。ハノイの選手チームは金メダル6個を獲得し、総合で一位に立ちました。南部チャビン省の選手チームは金メダル4個を獲得し、2位になりました。

*  23日、ホーチミン市で、国家レベルの「フットサル」サッカー選手権が閉幕しました。今年の優勝したチームは中部カイホア省のチームでした。今年、国内の10チームが参加しました。

 

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