19日、ベトナム南部ドンナイ省で、戦争後に残された化学物質被害克服指導委員会はアメリカ国際開発庁と協力してセミナーを開き、ベトナム戦争中アメリカ軍が枯葉剤を散布した7つの省の身体障がい者を支援するためのプロジェクトについて話し合いました。

このプロジェクトは、同委員会とアメリカ国際開発庁が今年の4月に調印した協力覚書を実現させるためのものです。プロジェクトでは、アメリカ国際開発庁は、これらの省の身体障がい者の生活を改善するために、5千万ドルの無償援助をベトナムに行うことになります。この援助は、枯葉剤の被害で障がいを受けた人の治療やリハビリなどに充てられる予定です。